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台湾的お正月(春節)がパワフルすぎる 赤や金に染まる街は一見の価値あり!

1/10(金) 20:00配信

CREA WEB

 台湾は旧暦で新年を祝います。2020年は1月23日から29日までで、7連休となっており、台湾の人々にとってこの春節(旧正月)は1年の中で最も重要な行事です。

 祝日を迎えるにあたり、大掃除はもちろん、縁起が良いと言われる赤い洋服を購入したり、髪を綺麗にカットしたりと様々な準備で大忙し。

 今回はこの時期だからこそ見ることができる迪化街の「年貨大街」の様子や、台湾の人々が春節に向けて必ず購入する物、さらには大晦日の夜、家族揃っていただく年菜(台湾式おせち料理)についてご紹介いたします。

迪化街の「年貨大街」は新年の準備をする人で大賑わい

 台北市内の人気観光地「迪化街」は、春節の約2週間前からこの時期だけ年末モードに切り変わります。

 この期間、大イベント「年貨大街」が開催され、街一体が赤や金の飾りで煌びやかに光り輝き、新年ならではの商品を販売する露店が立ち並びます。

 この時期に迪化街を訪れると、台湾一、活気溢れる雰囲気を楽しめます。

 夕方から夜にかけて行くと、目の前に広がる風景はまるで夜市のような賑わい。

 「年貨大街」では、年菜を作るための食材や、乾物、さらにはお菓子、キャンディーなど、春節を迎えるために必要な食べ物やお飾りなど、ありとあらゆる商品が大売り出しされています。

 大きな声でお客様を呼び込む店員は試食も勧めてくれます。買い物をする人々が値引き交渉をしている姿からは、台湾らしさを感じることができます。多くの店ではナッツやキャンディーなどが量り売りされているので、籠や袋に買いたい量だけ入れて購入できるのも旅の醍醐味。 その他、からすみや干し貝柱、白きくらげといった高級食材もお値打ち価格で購入できることもあるので、値段のチェックは入念に。

 また「年貨大街」期間中は多くの屋台も立ち並んでいます。

 気になる小吃(台湾B級グルメ)を見つけたら、食べ歩きも楽しんでみてください。

台湾式おせち料理「年菜」で家族揃ってお祝い

 台湾では大晦日の夜に家族が集まり、年菜(台湾式おせち)と呼ばれる料理をいただくのが古くからの慣わし。

 円卓テーブルにずらりと並べられる料理には、日本と同じく様々な意味が込められています。

 その中でも一番代表的な物は頭付きの魚料理。中国語に「年年有餘」という言葉がありますが、これは「ゆとりのある毎日を過ごせますように」といった意味をあらわす四字熟語。

 「魚(yú)」の発音と「餘(yú)」の発音が同じことから、おめでたい日の食卓に必ず作られる1品ですが、この魚は大晦日に全部食べ切ってしまってはいけません。必ず少しだけ残すのが古くからの習慣。

 そのほか大根餅(蘿蔔糕)は、1年の運気がアップしますようにという願いを込めて、いただきます。こちらも「糕(gāo)」という字と「高(gāo)」の発音が同じということで縁起を担ぐ料理。

 さらには良い1年をスタートさせようという気持ちを込め、「大根」もよく食べられるとか。これは台湾語で大根の事を「菜頭」と言い、中国語の「彩頭(幸先の良い)」の意味を含むからだと言われています。

 頭付きの鶏肉なども準備し、家族揃って食事を楽しみます。

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最終更新:1/10(金) 20:00
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