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400万円超のヤリスが登場&過激すぎる! トヨタ GRヤリスは魅力的か?

1/11(土) 8:13配信

GQ JAPAN

“カスタムカーの祭典”といわれる「東京オートサロン2020」が幕張メッセ(千葉県)で開幕した。リポートの第4弾はトヨタの新型コンパクトハッチを驚異のスペックで仕立てたGRヤリスに注目!

【写真を見る】レースに本気で勝つために開発された過激な内容とは?

小さなボディに最高出力272ps!

走りがたのしいホットハッチを求めるなら、2020年の注目モデルはトヨタ「GRヤリス」だろう。1.6リッター直列3気筒ターボで最高出力272psを発揮、駆動方式はフルタイム4WDという、“ラリーで勝つ”ために開発されたモデルが東京オートサロンで世界初公開された。

「市販車を改造してレースに出すのではなく、始めからレースに勝つための市販車を開発する、という発想でつくったクルマです」。プレスカンファレンスに姿をあらわしたガズーレーシングの友山茂樹プレジデントはそう説明した。

ボディはエンジンフード、ドア、テールゲートにアルミニウムを、そしてルーフにカーボン・ファイバーを使い軽量化。“ウェポン(武器)”と友山氏が表現するGRヤリスは、全長3995mmとコンパクトであるが存在感は大きい。

大きなエアダムと一体化したフロントバンパー、張り出したフェンダー。リアには専用デザインのスポイラーとディフューザーも備わる。「すべてのパーツはラリーで実証済みの性能部品」とのこと。

「GRスープラは(舗装路の)レースから生まれたスポーツカーですが、GRヤリスは(自然のなかの)ラリーで開発された」と言うとおり、GRヤリスは世界ラリー選手権において2018年にコンストラクターズタイトル、つづく2019年はドライバーズタイトルを獲得している。

搭載される1.6リッター直列3気筒エンジンは、空冷インタークーラーを備えたターボチャージャーにより、200kW(272ps)の最高出力と370Nmの最大トルクを発揮する。1280kgという車両重量とあいまって、馬力あたりの重量は4.706kgという驚異的な数値だ。

シフトレバー付け根には走行モード切り替えスイッチが備わり「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の各モードが選べる。トルク配分はノーマルではフロント60%/リア40%、スポーツではフロント30%/リア70%、そして「走行性能を突き詰めた」と説明されるトラックではフロント/リアともに50%になる。

記者を前にしたプレスコンファレンスでは、豊田章男社長が姿を見せ、「将来の社会でもパーソナルモビリティは必要です」と述べ、パーソナルモビリティに不可欠な要素として “ファン・トゥ・ドライブ”を挙げた。章男社長は「クルマは乗るものじゃなく、操るものです」と語る。

GRヤリスは「ファーストエディション」が2020年夏に発売予定。価格は「ファーストエディションRZ」が396万円、「同RZハイパフォーマンス」が456万円。2020年7月の商談開始を前に、1月10日からウェブサイトで事前予約の受付けがスタートした。

文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)

最終更新:1/11(土) 9:29
GQ JAPAN

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