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南野拓実を導く“アンフィールドの魔法” 「思い込んだら命がけ」のリバプール人気質とは?

1/11(土) 20:28配信

Football ZONE web

デビュー戦で南野も体感、リバプール人「スキャウス」の真っ赤に燃える闘魂

「最高ですね。サッカー選手としてこれ以上ないスタジアムだと思う」

 1月5日、リバプール選手としてのデビュー戦を終えて日本代表MF南野拓実が語ったなかで、最も印象に残った言葉がこれだった。

【動画】リバプール南野拓実、デビュー戦でオリギのクロスに飛び込みゴールに迫った瞬間

 FAカップは3回戦からプレミアリーグ所属クラブが参戦するが、もちろん抽選の結果によってはイングランド1部リーグ同士の対戦もある。しかしそうは言っても、今回リバプールが地元の宿敵であるエバートンを引き当ててしまったのはツキがなかったと言うしかない。まさによりによって、である。

 今季のリバプールが、何よりもプレミアリーグ優勝を最優先にしているのは公然の秘密だ。1970年代から80年代にかけてイングランド最強の名を欲しいままにした名門が、1部リーグの優勝から遠ざかって今年でちょうど30年。昨季はプレミア史上3位となる「97」という勝ち点を積み上げながらも、わずか1点差に泣き、マンチェスター・シティに優勝を譲った。

 その悔しさをバネにして、リバプールは現在プレミアリーグの首位を独走している。20試合終了時点で19勝1分の勝ち点58。2位レスターは勝ち点45で勝ち点差は13。しかも、レスターのほうが消化試合数が1試合多い。

 当初カタールに遠征して2試合を戦うクラブワールドカップ(W杯)が開催された12月を、英メディアは不安視していた。21日の決勝を終えて帰国した途端、26日、29日、1月2日と続くイングランド特有の年末年始の過密スケジュールがある。

 ところがリバプールは、延長戦にもつれこんだフラメンゴとのクラブW杯決勝をフィルミーノのゴールで1-0と勝ち抜き、世界一の栄冠をつかむと、クリスマス翌日の休日“ボクシングデー”で2位に躍進しているレスターを敵地で4-0と粉砕し、それから中2日でしぶとさを増すウォルバーハンプトンに1-0と勝利。今度は中3日で、昇格組ながら前節シティ戦までアウェー無敗だったシェフィールド・ユナイテッドに2-0と完勝した。これでマンチェスター・ユナイテッドに、10月20日の敵地での第9節で1-1と引き分けてから重ねているリーグ戦の連勝記録を「11」まで伸ばした。

 ライバルもここで勝ち点を落とすのではないかと期待したシーズンの折り返し地点。しかし結果は年末年始の3連戦も3連勝を飾り、完全なる独走態勢をさらに確固たるものにした。

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最終更新:1/11(土) 20:35
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