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乃木坂46 白石麻衣がメンバーに見せ続けた偉大な背中 西野七瀬や梅澤美波らの言葉が浮き彫りにする本当の姿

1/12(日) 6:01配信

リアルサウンド

 乃木坂46 白石麻衣の卒業。それは誰もが一度は想像し、どこかで予感していた現在のアイドルシーンにおける最大の衝撃だ。

 白石は2年前の2017年、25歳を迎えた辺りから卒業について考えていたという。2017年は、白石と同じ歳で松村沙友理とともに“御三家”として乃木坂46を牽引した橋本奈々未が卒業を迎えた年。その前年には深川麻衣、2018年には生駒里奈、2019年には西野七瀬、衛藤美彩、桜井玲香など多くのメンバーの卒業を見送ってきた。「もうそろそろ」という自身の卒業への思いと旅立つ同志を笑顔で見送りたいという葛藤の中で、白石は乃木坂46の変遷を間近で受け止めてきた。

 白石は、乃木坂46メンバーが憧れるアイドルだった。それを強く感じたのが、西野七瀬が卒業前に『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で明かした白石へ長年抱いていた思い。「同じグループにこんな人がいてすごいなって思える」と語る西野にとって、デビュー当時「ガールズルール」で後ろから背中を見ていた白石は憧れであり、同じメンバーとして誇れる存在だった。西野の卒業コンサートでは、白石とのユニット「心のモノローグ」を披露。ドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』には、曲前に舞台裏で2人が抱き合うシーンが収められているが、白い歯を見せる西野の表情からは白石への思いが溢れ出ている。

 3期生以降で白石への憧れが人一倍強いのが、梅澤美波。『乃木坂工事中』のプレゼン企画で白石に紹介された梅澤は、同番組内で「乃木坂46を好きになったきっかけも白石さんだし、オーディションを受ける勇気をくれたのも白石さん」「今までもこれからもずっと憧れです」と思いを伝えていた。梅澤がセンターを務める「空扉」では、そんな憧れの白石が姉役として出演し、2人だけの共演シーンも存在している。

 白石の卒業を受けて様々なメンバーがコメントをしているが、そこに共通してあるのが白石の存在の大きさ、そして白石の分までメンバー一人ひとりが乃木坂46を背負って立つという覚悟。堀未央奈は『のぎおび』(SHOWROOM)で「『安心して卒業できる』と残ったメンバーに対して期待をかけてくださっている優しい言葉を見て、私たちがそういう思いを引き継いで頑張っていかないと」と決意。新内眞衣はパーソナリティを務める『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「まいやんが完璧な人間だから、私たちもちゃんとしなきゃって背筋が伸びる存在。背中が大きすぎる」と白石の偉大さに触れた。

 白石の卒業コンサートの日程は未定とされているが、生田絵梨花のブログにある「5月までベタベタしたいと思います」という一文から大体の時期が読み取れる。「後輩も頼もしく成長していき」と白石が卒業を決意したように、彼女が乃木坂46を抜けても、さらにグループは人気を加速させていくだろう。乃木坂46は白石だけではなく、齋藤飛鳥、堀、山下美月、遠藤さくらといったそれぞれの世代の厚みがグループをさらに大きくしているからだ。

 卒業後、白石はすでに活躍している女優やモデル業を続けていくと明言している。ふと思い出すのが、『#乃木坂世界旅』(AbemaTV)で松村と話していた「卒業生とかでもう一回集まって、レアなその時だけのCD(を出すとか)。また違うと思うな。いいね、楽しみだね、これからも」という言葉。「一生大切な人たちだよ、乃木坂のメンバーは」というのは、桜井が卒業コンサートで言った一言だが、家族や友達を超えた特別な絆が乃木坂46には生まれている。それは卒業メンバーにも。「次は外側から乃木坂を支えていけたら」と変わらずバックアップしていくと誓う白石と乃木坂46の関係性はこれからも続いていく。

渡辺彰浩

最終更新:1/12(日) 6:01
リアルサウンド

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