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PHEVをそろそろ真剣に検討できる? 輸入車セダン市場に割って入るボルボ S60の魅力

1/12(日) 21:11配信

GQ JAPAN

2025年までに販売台数の50%をEVに、それ以外をPHEVにするとの目標を掲げているボルボ。遠い未来のようだが、もう5年後の話だ。そんななか、ボルボが投入したS60はPHEVへの乗り換えを真剣に考えられる完成度を持っていた。

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輸入車セダン市場への北欧からの刺客

ボルボのミッドサイズセダン、S60が約8年ぶりに3代目へとフルモデルチェンジした。メルセデス・ベンツCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4というジャーマン3が圧倒的なシェアを誇る輸入車セダンカテゴリーにおいて、異彩を放つ存在だ。

まず目をひくのが、エクステリアデザイン。2015年に登場したXC90に始まった新世代ボルボ・デザインの流れをくんでいる。北欧神話に登場するトール神がもつハンマーをモチーフにしたT字型のヘッドライトやシャープなショルダーラインなどは他のモデルとも共通のエッセンスだ。このセダンには、アルファベットのCの文字をかたどった特徴的なリアのコンビネーションランプを採用。全体的にシンプルな面構成ながらもスポーティかつエレガントなスタイリングを実現している。

ボディサイズは全長4760mm、全幅1850mm、全高1435mmと、先代より全長を125mm延伸し、全高は45mm低く下げることで伸びやかさを演出している。全幅は日本の駐車場事情に配慮して15mm縮小し、1850mmに収められた。

インテリアはダッシュパネル中央に配した9インチのタッチスクリーン式センターディスプレイに基本機能を集約。物理スイッチを必要最低限に絞ったシンプル&クリーンな洗練されたイメージのものだ。流木のもつナチュラルな風合いをイメージしたドリフトウッドパネルや肌触りの柔らかなレザーシートなど、スカンジナビアンデザインを体現している。

電動化に加速をかける1台

試乗車は上級グレードの「T6ツインエンジンAWD」だった。ツインエンジンとは内燃エンジンとモーターという2つの動力源をもっていることを意味しており、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)である。ボルボ・カーズは2025年までに世界販売台数の50%を電気自動車に、それ以外をハイブリッドにする目標を掲げており、その急先鋒を担うモデルというわけだ。

パワートレインは、フロントにスーパーチャージャーとターボチャージャーという2つの過給器を備えた2リッター4気筒ターボエンジンと始動と発電をかねた小型モーターを組み合わせ、最高出力は253ps、最大トルク350Nmを発生、これで前輪を駆動する。リアには87ps/240Nmを発生するモーターを搭載、こちらで後輪を駆動する、前後で動力源をすみわけた4WD方式だ。バッテリー容量は12.2kWhでEV走行可能距離は48.2kmだ。

90シリーズ譲りの、調整幅が大きく座り心地のよいシートに腰掛け、T6ツインエンジン専用のスウェーデン・オレフィス社製のクリスタルを用いたシフトセレクターをDレンジに入れて走り出す。走行モードは「ハイブリッド」、ガソリンエンジンとモーターを同時に使用する「パワー」、可能な限りEV走行をする「ピュア」、4輪に最適にトルク配分する「AWD」が選べるが、通常はハイブリッドが最適だ。

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最終更新:1/12(日) 21:11
GQ JAPAN

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