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「もう安倍首相は逃げられない」-- “桜の人”田村参院議員が本気の追及方針明言

1/14(火) 13:05配信

週刊金曜日

 新年になっても、安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」の問題(下記の疑惑一覧参照)が噴出し続けている。1月20日から始まる通常国会でも大きく取り上げられることは間違いない。そんななか、問題の突破口を開いた田村智子参議院議員(共産党)が『週刊金曜日』1月10日号で単独インタビューに応じ、「安倍首相はもう逃げられない」と断言した。

 インタビュー冒頭で田村議員はこう指摘している。

〈第2次安倍政権7年をシンボリックに凝縮しているのが「桜を見る会」です。公金を使って後援会員らを無料招待する。これは事実上の有権者買収です。これを許したら民主主義も公正な選挙もなくなる〉

 野党の「追及チーム」は2019年11月下旬に「追及本部」に格上げとなり、田村議員は事務局長代行を務める。「追及本部」は、「ホテルルート」「下関ルート」「昭恵(安倍晋三首相の妻)ルート」など八つの調査班を設けた。

ジャパンライフが宣伝に利用

 田村議員は「ジャパンライフ問題」調査班の班長でもある。ジャパンライフの山口隆祥元会長は、「桜を見る会」に招待されたことを宣伝に使っていた。

 田村議員がインタビューで憤る。
〈2017年に経営破綻したジャパンライフ事件は、わかっているだけでも被害者約7000人、被害総額2000億円に上る実害を与えています。泣き寝入りしている人はもっといますよ。これは行政の私物化以上に深刻なもので、決して曖昧にはできません。

 15年の招待が問題なのは、ジャパンライフは当時、計画的な倒産を視野に、それまでにどれだけ稼いで財産を隠すかを画策していた時期だからです。安倍首相の顔写真を使って信用させ、被害を拡大させた。詐欺行為の広告塔になっていたのだから罪深いのです。〉

 山口元会長の招待は「総理枠」だったのか。通常国会で野党は安倍首相をどう追及するのか。

 こうした疑問についても田村議員は『週刊金曜日』1月10日号でていねいに答えている。安倍首相の責任を問う声は収まりそうにない。

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最終更新:1/14(火) 13:07
週刊金曜日

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