ここから本文です

「iPhoneをiPod風にするアプリ」でバズった中国人留学生は、なぜ倉木麻衣ジャケ画像を使っていたのか?

1/14(火) 20:01配信

FINDERS

なぜ倉木麻衣のジャケット画像が?

昨年の11月にiPod Classicのクリックホイールとカバーフローを再現したアプリが、アメリカのTwitter上で話題となった。iPhoneをiPod Classicのように操作できることに興奮した人も多かったようだが、筆者にはカバーフローで次から次へと表示される倉木麻衣のジャケット写真の方が、なぜか気になってしまった。

気になることはすぐに本人に訊いて確かめるのが癖なので、このアプリを開発中だというエルビン・フー氏に色々と訊いてみることにした。

中国の北京出身の同氏は、現在ニューヨーク市にあるクーパー・ユニオンという大学の学生だ。ミズーリ州のセントルイス・ワシントン大学でコミュニケーションデザインと音楽を2年間学んだ後、ニューヨークへと移ってきた。アメリカの大学に進学したのは、「UIやグラフィックデザインに興味があったのですが、中国ではこれらの分野に集中できるプログラムを見つけられなかったから」だという。中国の美術系大学の多くが要求する「絵を描くという能力」を同氏が不得手としていたことも関係しているとのこと。

SwiftUIを詳しく調べるのが目的で始めたプロジェクト

冒頭で紹介した開発中のアプリは、同氏がAppleの新しいUI構築フレームワークであるSwiftUIを詳しく調べるのが目的で始めたプロジェクトだ。同氏の言葉を借りると、「iPod classicとカバーフローのデザインにインスパイアされた音楽アプリで、Apple Musicとつながることで、ユーザーのローカル音楽ライブラリから音楽データを読み取る」ものだという。

iPod関連のデザイン特許や著作権はAppleが所有しているため、このアプリがAppleの審査を通るかどうかは不明だが、首尾よくAppStoreで公開されることになっても「無料でリリースします」と話す。続けて、「無料にするのは、著作権の所有者がAppleだということなど、いくつか理由があってのことです。私のソースコードに基づいてスピンオフが作成できるように、アプリの実装に関して部分的にチュートリアルを用意する予定です。iOSの開発者コミュニティで公開されているリソースから多くのことを学んだので、恩返しだと思っています」と語ってくれた。

1/3ページ

最終更新:1/14(火) 20:01
FINDERS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ