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家賃滞納者は逃亡、部屋には正体不明の男…怒涛の完全決着は?

1/14(火) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

20代と思われる茶髪で色黒な男性が部屋に…

私は事前に、写真で借主Yの写真を確認していましたので、この玄関先に出てきた茶髪男性は、まったくの別人だと気づきます。それでも、万が一のこともありますので、私がこの茶髪男性へ「あなたは借主Yですか?」と尋ねますと、「いえ、違います。僕は、借主Yの友人で、たまたまこのマンションに遊びに来ているだけです」との回答。「では借主Yはいま室内にいますか?」と尋ねますと、「借主Yは、今出かけていて、部屋にはいません。帰ってくる時間もわかりません」と答えます。

どこか不審な点は感じたのですが、私がこの茶髪男性へ、借主Yが家賃を滞納していることを説明してしまうと、借主Yの名誉が傷つけられる可能性もありますため、「私はこのマンションの管理会社の者ですけれど、賃貸借契約の件で訪問しました。借主Yへ私の名刺をお渡しください」と訪問した目的は告げずに、私は茶髪男性へ私の名刺を手渡して、その場を去りました。

その後、借主Yからの連絡はなく、また滞納家賃の支払もないので、もう一度、建物を訪問しますと、また先日と同じ茶髪男性が応対し、やはり「僕は借主Yの友人で、たまたま遊びに来ています」とのこと。

なお、私は一番最初の訪問のときに、建物のポストも合わせて見ていたのですが、ポストには借主Yではない別の人物の「KY」という名前が宛名として記載された役所の年金課からの郵便物が入っていました。

その後も、一向に支払も連絡もないため、もう一度建物を訪問しますと、また同じ茶髪男性が出てきます。もう互いに面識があるため、私も「すごく仲が良いんですね」としか言いようがないので、またこの茶髪男性へ私の名刺を手渡し、「借主Yへ、私宛に必ず連絡するように伝えてください」と言って立ち去ったのですが、このとき、建物のポストを見ますと、前回に見たものとはまた別の郵便物が、KY宛に届いていました。

後日、建物を訪問をしたのですが、次は借主YでもKYでもなく、「TT」という名前が記載された東京電力からの電気料金の請求書がポストへ届いています。

また別の日に建物を訪問しますと、ようやく借主Y本人宛の郵便物が届いていたのですが、その郵便物の差出人を確認すると、債権回収株式会社とあります。やはり借主Yは、どこかで焦げ付いているのだなと思いながら、他の郵便物を見ると、次は「KH」という氏名が記載された東京電力からの電気料金の請求書……。

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最終更新:1/14(火) 9:00
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