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アルファベット時価総額が1兆ドル間近、米テック界で4社目

1/14(火) 12:00配信

Forbes JAPAN

テック業界でまた1社、時価総額が1兆ドル(約110兆円)を上回る企業が生まれようとしている。株式市場ではグーグルの親会社、アルファベットの評価が高まり、同社は4社目の時価総額1兆ドル超えの企業になろうとしていると、1月13日、英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

アルファベットの時価総額は現在9850億ドルで、同社は2月3日に決算発表を予定している。アナリストらは好調な広告売上を予想している。

グーグルの売上は10年前とほぼ変わらぬペースで拡大が続いている。FTによると同社の売上は2010年から5倍以上に伸び、1600億ドルに達したが、年間の売上成長率約20%を維持している。

同社の過去10年の成長を支えたのはコアビジネスの広告事業で、ユーチューブの買収などで売上を伸ばし、クラウドや自動運転領域にも覇権を広げようとしている。

アップルは2018年8月に史上初の時価総額が1兆ドルを超える上場企業となった。2019年にさらに株価を伸ばした同社の時価総額は現在、1兆3600億ドルを記録している。

アップルに次いで2019年の上半期に1兆ドル超えを達成したのがマイクロソフトだ。同社の時価総額は現在、1兆2300億ドルとなっている。アマゾンの時価総額も2018年9月に1兆ドルを超えたが、現在は9340億ドルとなっている。

もう1社、過去最高の時価総額をつけているのがフェイスブックだ。2019年に株価を51%以上伸ばした同社の時価総額は現在、6220億ドルとなっている。

グーグルの株価は昨年26%の上昇となり、2020年に入ってからさらに5%近い伸びを記録している。同社の共同創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは昨年12月に経営から退き、現在はCEOのサンダー・ピチャイが経営を指揮している。ここ最近の反トラスト法違反疑惑やプライバシー議論の高まりの中においても、グーグルは株価を伸ばしている。

しかし、1兆ドル超えを達成した4社のテック企業を上回る企業価値を誇るのが、サウジアラビア王国の国有石油会社、サウジアラムコだ。同社は先月、待望のIPOを果たし、現在の時価総額は1兆8700億ドルとなっている。

この額はムハンマド・ビン・サルマン皇太子が当初目標としていた2兆ドルを下回るが、米国で最も高価値な企業であるアップルやマイクロソフト、グーグルらを上回るには十分だ。

Sergei Klebnikov

最終更新:1/14(火) 12:00
Forbes JAPAN

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