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YouTube 広告の直販で、売上3倍にした 動画ネットワーク:ブラットTVが解消したジレンマ

1/15(水) 17:01配信

DIGIDAY[日本版]

デジタル動画ネットワークのブラットTV(Brat TV)の売上は、YouTubeチャンネルで広告の直販を開始してから、3倍以上になっている。

YouTubeで広告を販売するようになったブラットTVは2019年(同社の取り分は45%)、自社の販売チームを立ち上げた。ブラットTVの共同創業者ロブ・フィッシュマン氏によれば、同社の2019年の売り上げは、2018年の300万ドル(約3.3億円)から、すでに1000万ドル(約11億円)を突破しているという。この売上の大部分は、自社の販売チームが販売した広告によるものであると、同氏は語る(ブラットTVは商品の販売も行っており、同社のヒット番組「チキンガールズ[Chicken Girls]」の関連本も発売している)。

いまのところまだ黒字には至っていない同社だが、従来型テレビでの販売経験のあるスタッフが販売チームに加わることにより、来年の売上は2500万ドル(約27.3億円)に増加すると予想している。

YouTubeの販売権の影響

ブラットTVの売上成長は、YouTubeの販売権を取得することがどれほど大きな影響を事業に及ぼしうるかを示すシグナルだ。同社は「チキンガールズ」や「サニーサイドアップ(Sunnyside Up)」といった(台本がある)ティーン向け番組を制作しており、1分あたりおよそ3500ドル(約38万円)の制作費をかけている。

「広告売上が増えるにしたがって、制作数や番組数も増やしている」とフィッシュマン氏は語る。同氏によれば、ブラットTVは2019年、長編動画2本と番組18シーズン(2018年は12シーズン)をリリースしており、その数は来年にはさらに増えるという。

チューブラーラボ(Tubular Labs)のデータでは、ブラットTVは2019年11月、YouTubeで2370万回の視聴回数を獲得している。その数字は2018年11月の3180万回から下がっている。この視聴回数は、ブラットTVが毎月アップロードする動画の本数(番組シーズンの開始・終了に合わせて変動)に応じて上下しているようだ。チューブラーラボによると、この1年間については、同社の動画アップロード数は3月の26本がピークで、視聴回数も同月の4360万回がピークだった。反対に数字が底をついたのは11月で、アップロード数が13本、視聴回数ももっとも少なかった。

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最終更新:1/15(水) 17:01
DIGIDAY[日本版]

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