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ストレスを緩和させる甘く爽やかな香りのライラックを贈り花に

1/15(水) 6:10配信

家庭画報.com

〈藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー〉

広島市にある花店「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)のオーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。

香り高いさわやかなブーケを結婚祝いに贈る

フランスではリラと呼ばれ、初夏を象徴する花木のライラック。日本で咲くのは4月~5月なので、いまの時期は切り花での流通はありません。でも、どうしてもライラックが欲しくて、輸入の花を入手しました。

どうしてライラックが欲しかったかというと、結婚する友人への贈り花のオーダーを受けていたからです。

その友人は、結婚と同時にご主人の赴任先のパリに行ってしまうそうで、その前に学生時代からの仲良しが集まるパーティで花束を贈りたいということでした。

これから新しい生活をスタートさせるパリの魅力を花束で表現したく、「そうだ、ライラックだ!」と思い当たったというわけです。

初夏の花のライラックと合わせたのは、冬から春先に咲くクリスマスローズの淡い緑色の品種です。

開花の時期は異なりますが、結婚のお祝いで仲良しが集まったのが、いまの時期ということを花で覚えておいて欲しい、という気持ちもありました。クリスマスローズには多くの品種がありますが、今回選んだマグニフィセントベルズという品種は、水揚げがよく、花持ちが抜群にいいんです。

うつむきぎみに咲くふんわりした花もかわいらしく、しとやかな雰囲気が魅力です。

たっぷりのクリスマスローズの中にライラックを挿して、ボリューム感のあるブーケに仕上げました。ライラックの甘くさわやかな香りが、パリでの新しい暮らしを応援してくれることを願っています。

贈り花のヒント

国産のライラックの切り花が流通するのは、4月中旬~6月中旬までです。白花もあり、結婚式の多い6月にはブーケの需要がぐんと増えます。

白花は香りもよく、清楚でさわやかな雰囲気なので、どんなテイストのドレスにもよく似合いますから。国産のライラックは葉がついた枝で流通することが多いので、余分な葉を取り除いてから水揚げし、花に十分水を吸わせておくのがポイントです。

●藤野幸信/Yukinobu Fujino
広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

写真/藤野幸信 編集協力/高梨さゆみ

最終更新:1/15(水) 6:10
家庭画報.com

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