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<ゆりめり>大型新人出現!10代姉妹デュオが初ワンマンライブで見せた初々しさと安定感

1/15(水) 13:00配信

ザテレビジョン

2019年10月にストリーミングデビューを果たしたばかりのフレッシュな10代姉妹デュオ・ゆりめりの東京初ワンマンライブとなるSHOWCASE「SELFish」が1月13日、東京・渋谷のライブスぺースduo MUSIC EXCHANGEにて行われた。

【写真を見る】手拍子でオーディエンスを盛り上げる姉・Yui

ゆりめりは滋賀県出身の姉妹、2000年生まれの姉・Yui(ヴォーカル/キーボード/ギター)と2002年生まれの妹・Mei(ヴォーカル/カフォン)によるデュオ。おしゃれなサウンドと姉妹ならではの息の合ったハーモニーが持ち味で、作詞・作曲は主に姉のYuiが担当している。

昨年10月5日に「メトロノーム」でストリーミングデビューを果たすと、そこから5週続けてオリジナル楽曲をリリース。さらに公式YouTubeチャンネルでは、リリース楽曲と連動したミュージックドラマも公開…と、今日まで順調なあゆみを見せる2人。

ミュージックドラマにPopteenモデル・ゆなやSeventeenモデルの久間田琳加、マーシュ彩らが出演していることも注目を集め、カバー動画も含むYouTubeとTikTokの総動画再生回数は500万回を超える(2020年1月現在)。

ティーンの間で人気に火が付いたとはいえ、彼女たちの音楽はティーンだけに向けられたものではない。2011年11月から地元の学園祭やイベント、ストリートライブで経験を積んできた2人の奏でるサウンドは、初々しさもありつつ同時に安定感もあって、ふとしたフレーズに洗練された雰囲気も漂う。

そんなゆりめりの初ワンマンライブはのびやかで、はつらつとしていて、ひと足先に春の風を感じるようなさわやかな時間となった。

■ 初のワンマン、初のバンド編成ライブ!

1曲目は2人がアカペラで歌い出す「メトロノーム」。アイコンタクトを取り、ぴたりと呼吸を合わせた高音のユニゾンの出だしにYuiの軽やかなキーボード伴奏が重なると、開演前までのやや浮き足立っていた聴衆の意識は一瞬にしてステージの2人に集中する。

小花柄のワンピースにウェーブヘアのYuiと、ショートボブにパンツスタイルの妹・Mei。歌唱中しきりに視線を合わせる2人からは歌うことへの喜びが感じられ、透明感のある歌声、姉妹だからこそ生み出せるあたたかなハーモニー、息の合ったリズム感のどれもが心地よい。

切ない女の子の恋心をちょっと大人びたサウンドで歌い上げた1曲目に続き、2曲目はテンポのよいメロディーと手拍子で始まる「オレンジ」。学校で人気者の彼を好きになってしまった女の子の心情を可愛く描いたポップな楽曲で、軽快なドラムに軽やかな歌声が10代ならではのワクワクやドキドキ、疾走感を表現している。

実は今回が、ゆりめりにとって初の東京ワンマンライブであると同時に初のバンド編成でのライブ。だがすでにバンドメンバーとの信頼感も万全の様子で、歌声とバンドサウンドが一体となってゆりめりの世界を作り上げていく。

続く3曲目「12/23」はクリスマスイブの前日にフラれてしまった女の子の切ない想いを歌い上げるバラードで、こちらも歌詞に描かれる感情の高ぶりと音楽の盛り上がりがぴたりと一致して胸を打つ。

■ 「Yuiちゃんは恋愛マスター!?」

冒頭から恋愛にまつわるオリジナル楽曲が3曲続いたところでMCへ。3曲を作詞作曲した姉のYuiに、妹のMeiが「Yuiちゃんは恋愛マスターなのではないでしょうか?」と軽く探りを入れるとYuiは「いや、フィクションやで(笑)!ラブストーリーを妄想するのがうまいということです」と滋賀なまりで答え、照れ笑い。親しげで気の置けない雰囲気も、姉妹ならではだ。

ここからはゆりめりがYouTubeチャンネルで展開している「ゆりめり、うたってみてん。」からカバー曲を3曲披露。King Gnu「白日」、RADWINPS「愛にできることはまだあるかい」、Official髭男dism「ノーダウト」と、いずれも男性ヴォーカルの楽曲に、女性ならではの柔らかさや温かさを織り込んで独自の世界観を作り出す。中でも「愛にできることは―」は、2人の透明感ある歌声によって、曲の持つ聖なる空気がとてもよく表現されていた。

■ 手拍子でノリノリ!怒涛のオリジナル楽曲6曲攻勢

続くMCでは、「SELFish」というライブタイトルに込められた意味が明かされた。

Sが“Sing”、Eが“Enjoy”、Lが“Listen”、Fが“Feel”。この“SELF”とわがままを意味する“selfish”を掛け、「わがままに歌って、楽しんで、聴いて、感じてほしいという思いを込めました!」。そう話す2人は本当にキラキラしていて、なんだかこちらまで、あぁそうか、もうちょっとわがままに生きてみてもいいのかな、という気持ちにさせられる。

ライブ後半は怒涛のオリジナル楽曲6曲攻勢で、まずは未発表の3曲が立て続けに演奏された。2人の声の重なりが美しい「卒業」に、Yuiがタンバリンを叩きリズムをとるノリのいい曲「キャラメルナッツ」。Meiが作詞作曲を務めた「じゃんけん」では、手拍子でオーディエンスと一体になり楽しそうに歌い踊る2人の姿が印象に残る。

10曲目「チョコレート」でそれまでの流れから一転、張りつめた大人の女性の恋心が歌われる。その後、Yuiの鮮烈なピアノサウンドが印象的な「ブラックアゲート」からラスト曲、1月11日にリリースしたばかりの「SING」になだれ込んだ。

弾けるようなバンドサウンドに乗り、ビートを感じながら手を大きく振って歌い出した2人。ステージ上に吊るされた無数の白熱球がまるで星空のように輝く中、全身を使って歌い踊る2人の表情は晴れやかだ。

アンコールの声に応え「私たちはこれからも成長していきます。よろしくお願いします!」と歌い始めたのはオリジナル曲「キラキラ」。“あなたがいれば、ただそれだけで私は幸せでいられる”という温かい思いを美しい高音ハーモニーで力強く歌い上げ、ライブを締めくくった。

この日、客席にはいきものがかり・水野良樹の姿も。ライブ後、水野は自身のTwitterで「初々しさが溢れていて思わず可愛いと言ってしまいそうになるけど、難しいこともさらりとやっていて凄いなぁと。そしてユニゾンはやはり姉妹ゆえの独特な響き。素敵でした。。。」と絶賛していた。

アンコールを含め13曲を真心こめて届け、大型新人・ゆりめりの東京での初ワンマンライブは終了した。2人のアーティスト人生はまだ始まったばかり。軽やかに、のびのびと2020年代に羽ばたいていく姉妹デュオに興味は尽きない。

(ザテレビジョン)

最終更新:1/15(水) 13:00
ザテレビジョン

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