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経理は意外とクリエーティブな仕事である理由

1/15(水) 5:50配信

東洋経済オンライン

 「利益は上がるのにお金が貯まらない」「売り上げが伸びているのに資金繰りが厳しい」「給料は上げているのに、なぜか社員が辞めていく」「新規事業に打って出ても大丈夫かわからずに、いつも手遅れになる」……。

 社長は日々、さまざまな経営上の悩みを抱えています。けれども、ただ漠然と思い悩んでいても、思考がぐるぐる回るだけでいつまで経っても解決に結びつきません。頭の中で漠然としている悩みから課題を見つけ出し、その対策を考え、行動し、解決していくには、どうしたらいいのでしょうか。

 会社の中で「数字のプロ」といえば、経理です。数字のプロとして会社にとって必要な数字を出し、現在地点を示すとともに、数字によって目的地への道を描き出しています。

拙著『会社のお金を増やす 攻める経理』では、そうした経理の役割に着目し、「攻める経理」と名付けました。攻める経理と言われて、「え!?  経理の役割は守ることじゃないの?」と思うかもしれません。経理は単に決算書を作るだけでなく、「数字のプロ」として、数字からわかる情報を抽出しメッセージとしてわかりやすく伝え、活用することで、会社全体を変えていくことができる立場にいます。

 経理ができるのは、過去にフォーカスして数値を集計し、資金繰りを守り、不要な支出を抑えることといった「守り」だけではないのです。経理こそ「攻める」ことに目覚めるべきなのです。

■経理が持つ「宝の山」

 最近、「ビッグデータ」という言葉をよく耳にします。「ビッグデータ」を使うことで、新しいビジネスチャンスを生み出したり、マーケティングに活用したり、効果的な広告の打ち方をしたりなど、さまざまな展望が開けるようになりました。

 そして、会社においては、経理が把握している数字が「ビッグデータ」という宝の山といえます。鉛筆1本の領収書に始まり、経理が作る仕訳には会社のすべての行動がつぶさに記録されています。会計はビジネスの映し鏡です。現実のビジネスで起きている一挙手一投足を経理は数字に変換します。数字の情報量という点で、経理は圧倒的に優位に立っているのです。

 しかし、目の前にあるせっかくの宝も、作るだけで精いっぱい、ただ持っているだけでは、価値を生み出すことはできません。宝の持ち腐れにならないためには、「どういう切り口で数字を使うか」という発想が必要です。

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最終更新:1/15(水) 5:50
東洋経済オンライン

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