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仕事がパッとしない人は礼儀礼節がなってない

1/15(水) 8:00配信

東洋経済オンライン

 コミュニケーションの本質はつねに人と人。デジタルツールが普及し、当たり前になった今だからこそ、礼儀礼節を持って、相手に対する敬意や感謝を表現することが再び求められるようになってきました。

 パソコンやスマホの出現によって現代人が1日に得る情報量は、江戸時代の人の1年分、平安時代の人の一生分もあるという話があります。しかし、目の前の風景をリアルで見たほうが、音や匂いなど得られる情報が沢山あります。

 コミュニケーションのあり方が大きく変わる中で、絶対に忘れてはいけないのはつねにコミュニケーションは「人と人」によるものだということです。デジタルではアナログよりも1度に受け取れる情報量が少ない分、同じことでも、これまで以上に創意工夫をして表現する必要があります。

 そこで今、見直されているのが「礼儀礼節」です。デジタルツールが普及したばかりの頃は、いかにツールを使いこなせるか、といったことや、その利便性に注目が集まっていましたが、今ではそれが当たり前となりました。これからはデジタルツールを使いながらも、相手に対する思いやりや配慮、感謝など、簡単に言葉にはできない情報をいかに伝えていくかが大切になります。

■デジタル時代こそ、思いやりを伝えるべき

 私は、礼儀を「自分以外の人に対する接し方」と定義しています。目上の人を敬うことだけが礼儀ではありません。部下が上司やお客様に礼儀正しく振る舞うことはもちろん大切ですが、反対に上司も部下に対して礼儀を尽くすべきですし、自分がお客様の立場だからといって店員さんに横柄な態度をとっていいということにはなりません。

 では礼儀正しく振る舞うというのは、どういうことでしょうか?  私は、自分の心の中にある相手に対する感謝や敬意、配慮・思いやりなどを目に見える形に表すことだと考えています。

 例えばお食事をごちそうになったとき、心の中では「とってもおいしかった!  ごちそうしてくれてうれしい!  この人はすてきなお店を知っているのだな」と思っていても、それを言葉にしなければ相手には伝わりません。伝わらなければ、「せっかくごちそうしたのに喜んでもらえなかったのかな」「無礼な人だな」と思われても仕方ないのです。

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最終更新:1/15(水) 8:00
東洋経済オンライン

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