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20年春夏ファッション 控えめシルエット細部は凝って

1/16(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

2020年春夏のファッショントレンドは、シンプルなシルエットと、凝ったディテールという「静と動」の組み合わせが基調になりそうです。異なる雰囲気を交差させる「クラシカル×モダン」「グラマラス×カジュアル」などが表情を深くしてくれます。以前から続いているコンフォート(着心地優先)やユーティリティー(機能重視)もさらに進化を遂げるでしょう。
サステナビリティー(持続可能性)の広まりを受けて、ナチュラルムードの装いも広がりを見せていき、オンとオフ両方に対応できる「きれいめとこなれ感」がポイントです。20年春夏ニューヨークコレクションで発表された人気ブランドのルックには着こなしのヒントがたくさん盛り込まれています。

■ラッフルで上品ドラマチックな着映えに

フリルよりひだの大きい「ラッフル」は、波打つ曲線が優美なムードをまとわせてくれます。フェミニンな雰囲気が濃くなるから、マニッシュなウエアと組み合わせるのが、バランスを保つ選択肢に。「Michael Kors Collection(マイケル・コース コレクション)」は、たっぷりとラッフルを配したスカートと、端正な表情のテーラードジャケットをミックス。互いを引き立て合う、絶妙のコンビネーションが生まれました。上品なテイストを保ちつつ、楽観的な気分を印象づけやすいのも、ラッフルの長所です。




今春夏は全体におしゃれの傾向がきれいめ寄りに変化しそうです。装飾を抑えた「ミニマル」が主流になり、シルエットは起伏が減ります。半面、ディテールや素材で動きを添えるアレンジが広がります。ダイナミックなラッフルはその代表的な表現です。環境との折り合いを重視するサステナビリティーはファッションでも大きなうねりに育ちました。植物を思わせるグリーンはキーカラーに位置づけられています。グリーンで染め上げたラッフルドレスは新トレンドを二重の意味で象徴しています。

(画像協力)マイケル・コース 

■「ボウタイ・ブラウス」で古風な貴婦人テイストに

クラシックな装いは勢いが続きます。正統派エレガンスを醸し出すアイテムの代表格は、リボンをあしらったボウタイ・ブラウスです。胸元の結び目が気品を漂わせる、レディーライクな着こなしの目印的なディテールです。20年春夏はリボンが長めに、結び目も大ぶりになります。ポジティブ気分を帯びたイエローのブラウスは、たっぷりした袖が古風な見え具合。袖にアクセントを置く「袖コンシャス」は今シーズンも健在。ノスタルジックな印象の花柄スカートでレディーライクな着映えに誘いました。




「Tory Burch(トリー バーチ)」はダイアナ妃をイメージしたコレクションを披露しました。どこかロイヤルな品格を宿した装いは、今のトレンド感を映し出しています。ムードメーカーはボウタイ・ブラウス。気品を感じさせる白ブラウスに優美なボウタイが揺らめき、縦長効果まで発揮しました。チェック柄のノーカラー(襟なし)ジャケットを重ねて、英国テイストを上乗せ。さらに、ドット(水玉)柄スカートの裾ラッフルが躍り、優雅な雰囲気を演出。今回はチェック柄とドット柄で組み立てた「柄on柄」のコーディネートが華やぎを添えました。

(画像協力)トリー バーチ 

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最終更新:1/16(木) 7:47
NIKKEI STYLE

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