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鹿児島市、2050年までにCO2排出実質ゼロへ

1/16(木) 12:58配信

オルタナ

鹿児島市はこのほど、地球の平均気温上昇を1.5度に抑えるため、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティかごしま」を宣言した。二酸化炭素排出量実質ゼロ宣言は九州の市では初となる。(オルタナ編集部=堀理雄)

鹿児島市によると、市のCO2排出量は405万5000トン(2016年度)あり、2013年度をピークに減少傾向にあるという。

すでに再生可能エネルギーによるエネルギーの地産地消や、一般廃棄物を活用した再生可能エネルギーの創エネ、走行時のCO2排出量ゼロの電気自動車・燃料電池自動車の普及促進などを行っている。

今後は、2021年度に策定を予定している「第三次環境基本計画」および「第二次地球温暖化対策アクションプラン」などを策定していく中で、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを見据えた具体的施策を盛り込むとしている。

鹿児島市環境政策課の福島宏子課長は「2050年に向けて市の姿勢を明確にし、地域全体の機運を高めたい。鹿児島市としての取り組みを進めることで、九州の他地域や全国にも(ゼロカーボンに向けた機運が)広がっていくきっかけになれば」と意気込みを語った。

宣言文は次の通り。

「ゼロカーボンシティかごしま」宣言文

近年、世界では、猛暑や豪雨など温暖化が原因とみられる異常気象による災害が増加しており、もはや気候危機という状況にあります。

本市もその被害の例外ではなく、平成5年の8・6水害以来となる本年6月末からの記録的な大雨に見舞われたほか、日本各地でこれまで経験したことのない豪雨や台風等により甚大な被害が発生しています。

こうした被害から人々の生命と財産、社会インフラ、そして、自然や生態系を守るには、根本的な解決策として、地球の平均気温上昇を1.5度に抑える必要があり、そのためには、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることが求められています。

先般のCOP25でも次代を担う若者世代から早急な対応を求める声が一段と高まっています。将来世代に健康な地球を残すためにも、鹿児島市は、国際社会の一員として、脱炭素社会の実現を目指し、2050年までに本市の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティかごしま」の実現に、市民や事業者等と一体になって取り組むことを決意します。

最終更新:1/16(木) 12:58
オルタナ

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