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ヘンリー王子の「王室引退」にヒュー・グラントがエール「男として家族を守るのは当然」

1/16(木) 17:15配信

ニューズウィーク日本版

<ヘンリー王子の母はタブロイド紙に殺されたも同然で、今度は妻が八つ裂きにされているのだから当然だ、とグラントは言う>

ヘンリー王子が王室の高位メンバーの地位から退くと発表したことを受け、イギリスでは賛否両論が渦巻くなか、イギリスを代表する俳優のひとりであるヒュー・グラントが王子の決断を支持すると表明。タブロイド紙は王子の妻であるメーガン妃を不当に扱ってきた、と語った。

【動画】ヘンリー王子とダイアナ妃、弱者への眼差し

グラントは1月13日、自らが出演する新作映画『ザ・ジェントルメン(The Gentlemen)』のプロモーションのためにアメリカのラジオ番組に出演。番組ホストからヘンリー王子夫妻の話題を振られると、イギリスのメディアを批判した。ヘンリー王子の母であるダイアナ元妃は1997年8月、パリでパパラッチの追跡を逃れようとして自動車事故に遭い、死亡した。

「どちらかといえば、私はヘンリー王子の味方だ。彼の母親はタブロイド紙に殺されたも同然で、今は妻を八つ裂きにしているのだから」とグラントは語った。「男として家族を守るのが王子の仕事だ。だから私は彼を支持する」

<グラント自身もメディアと対立>

長年、メディアによるプライバシー侵害を強く批判してきたグラントは、自身とメディアの関係も「とても悪い」と語る。グラントはかつて英ミラー・グループ・ニュースペーパーズ(MGN)が「産業スパイレベルの」電話盗聴に携わったとして同社を提訴した。2018年にMGMが盗聴の事実を認めて和解に応じ、受け取った多額の和解金をメディアの権利侵害に反対する団体「ハックド・オフ」に全額寄付した。グラントはこの団体の理事のひとりでもある。

そのハックド・オフも、今回のヘンリー王子とメーガン妃の「引退宣言」を受けてコメントを発表した。

「サセックス公爵、そして特にサセックス公爵夫人は、イギリスのメディアから継続的な嫌がらせを受けてきた」と、同団体の広報担当であるハンナ・ミアンは声明で述べた。

「2人にはプライバシーを守る権利と、自分たちについて真実に基づく報道を求める権利がある。だがメディアはセンセーショナルな見出ばかり追い求め、無情にも彼らの権利を無視してきた」

さらに彼女はこう続けた。「メディアは政治に大きな影響力を持つ存在であり、私たちの民主主義を守るためにも、その行動には責任を持つべきだ。ジャーナリズムは現実を映し出し、市民に真実を伝えるものであるべきだ」

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最終更新:1/16(木) 20:53
ニューズウィーク日本版

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