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長谷川博己、製作陣が川口春奈の演技を絶賛 『麒麟がくる』は躍動感あふれる新しい大河に

1/16(木) 19:36配信

リアルサウンド

 1月19日からスタートする大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)の初回完成試写会が、本日都内にて行われ、主人公・明智光秀を演じる長谷川博己、制作統括の落合将、演出の大原拓が登壇し、作品への思いを語った。

『麒麟がくる』川口春奈キャラクタービジュアル

 物語の舞台は、1540年代の戦国時代初期。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てていく。脚本は、大河ドラマ第29作『太平記』を手がけた池端俊策が担当し、長谷川とは『夏目漱石の妻』(NHK総合)に続いての再タッグとなる。

 記者から第1話冒頭の合戦のシーンの迫力について聞かれた大原は、「(脚本の)池端さんとも話していて、光秀は武の部分が今まで描かれていなかったんです。光秀は、“戦ってきた人”なのでちゃんと戦っているシーンを見せたいというのが始まりでした。“美濃を守る”という光秀の思いをキャラクターに乗せ、撮影的な部分ではGoProやドローンカットなど新しいことを取り入れました。そして、長谷川さんには躍動してもらいたかったので、前後上下と休みなく駆け抜けてくださいという無茶なオーダーをさせてもらいましたね」と、撮影の舞台裏を明かす。

 長谷川は体力的にもかなりハードだったらしく、大原に対して「ご容赦ください」と漏らす。さらに、後に帰蝶役が決まった川口春奈について、長谷川は「すごくストレートなお芝居をする方で、持ち前の魅力で姫っぽさもあるのですが、たまに意表を突かれる。そういうお芝居をする方です。これからのシーンもワクワクしています」「思っていたことと違う芝居が返ってくるのは、帰蝶という役柄にとても合っていて、シンクロして見えていますね。帰蝶もそういう人間なんだと思います」と、その魅力を語った。

 記者からはさらに踏み込んだ質問も飛ぶ。「不祥事を起こした共演女優に対して率直にどう思ったのか、川口さんを代役に迎えての撮り直しについてどう前に進んだのか」と聞かれると、長谷川は「最初に聞いたときは、真っ白になりましたし、言葉も出なくて、ショックを受けました。けれども、すぐに川口さんも決まって、すぐに切り替えて、みんな普通に撮影していましたね」と述べた。「色んな雑誌に、長谷川博己激怒! って書かれましたが、全然激怒も何もしてないです(笑)」と話し、不祥事を起こした女優については「彼女も勿体無いことをした」と語った。

 続いて落合は、帰蝶の役について「大切な役だったので、(こういったことになり)残念でした」と吐露。その一方で、後任の川口に対して「12月から川口さんを迎えて撮影していますが、肝が据わっていますし、セリフも全て入っていて。堂々としています。川口さんは、弱さを出せる方で、帰蝶が不安を感じているシーンでは、とてもそれが伝わってくる演技をしてくださっており、本当に嬉しく思っています」と絶賛していた。

 さらにナレーションの市川海老蔵の起用理由について、落合は、「2020年ですから、みずみずしく躍動感あるナレーションにしたいと思っています。海老蔵さんの持つ重厚感とキャリアだからこそ醸し出せる声で。海老蔵さんの若々しく色っぽいナレーションがこの大河に合うのではないかと思い、起用させていただきました」と答えた。

 躍動感やみずみずしさを重視した2020年の大河はまさに、記念すべき東京オリンピックの年に相応しい華やかな作品であった。製作陣、長谷川もそれをしっかり意識して作品に向き合っており、“愛”のこもった会見となった。

Nana Numoto

最終更新:1/16(木) 19:36
リアルサウンド

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