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【速報インプレッション】トライアンフ新型ロケット3が日本上陸、2458ccの3気筒は途方もなかった!

1/17(金) 11:42配信

WEBヤングマシン

底知れぬ極太トルクなのに扱いやすい

本当に人間が乗れるシロモノなのか!? そう思わせるド迫力のトライアンフ ロケット3 Rがついに日本に上陸した。2019年にフルモデルチェンジが発表された、縦置きクランクの直列3気筒エンジン、2500ccを謳うメガクルーザー。さっそく試乗する機会を得たので速報レポートをお届けしたい。

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300kgオーバーの重さを感じるのは最初の一歩だけ

新型ロケット3 R(ROCKET 3 R)を目の前にすると、あまりの威容に笑ってしまう。[2500cc]のエンブレムが装着されたエンジンは、原動機というよりも巨大な金属の塊に見え、240mm幅のリヤタイヤは見た目のためではなく、必要だから装着したのだろうな……と思わせる。ありえない話だが、アクセルを開けたらホイールスピンでもして吹っ飛ぶか後ろにひっくり返るのでは、というイメージが勝手に膨らみ、否応なしに緊張感を植え付けられる。

ところがサイドスタンドを払い、車体を引き起こすと、拍子抜けしてしまった。国産ビッグネイキッドと変わらないか、下手をするとロケット3のほうが軽く感じられるほど。装備重量で300kgを軽く超えるはずの車重を実感するのは、押し歩きの最初の一歩だけだ。あとはフリクションも感じさせず、スルスルと前に進むことができる。重心は低く、押し引きをしながら切り返すような場面でも、ライダーに緊張を強いるような雰囲気はほとんどなかった。

そういえば、2004年に登場した3気筒2294ccの初代ロケットIIIも、その巨体から想像するよりもはるかに扱いやすく、スポーティな走りもクルージングも余裕でこなすマシンだった。

[2500cc]のエンブレムも目に付くが、巨大なシリンダーヘッドから生えた極太のエキゾーストパイプはさらに印象的。実際の排気量は2458ccだ。

アイドリングのまま6速まで加速していくモンスターエンジン

エンジンを始動すると、初代が重厚かつ柔らかい回転フィールだったのに対し、新型は厚みを残しつつも軽快なフィーリングだ。いくらでも鋭く強烈なトルクを発生できるところを電子制御でコントロールしているような印象で、フリクションを感じさせない軽いタッチの吹け上がりながら、回転上昇はスムーズそのもの。マフラーから太く音圧のあるサウンドが発せられてはいても、だいぶ緊張感は薄らいできた。

やや広めなハンドルバー以外は自然に感じられるライディングポジションに収まり、1速に入れてアイドリングでクラッチをつなぐ。スルスルと前進していくのは想定どおりなので、そこからアイドリングのままシフトアップしてみた。

2速、3速、4速では、シフトアップのたびにグイッと車体が前に出るのがわかる。5速では、少し“グイッと感”が薄まるが、エンストしそうな気配はない。

6速に入れると、さすがにエンジンはやや苦しげな気配を見せた。だが、それも最初の一瞬だけで、下がった回転はすぐに回復していく。平地では45km/hまで加速し、緩やかな坂も登って見せた。これ、仮に裏通りに入ったら速度オーバーである。アクセルは一度もひねっていないのに……。

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最終更新:1/17(金) 11:42
WEBヤングマシン

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