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男子テニス界に衝撃!ドーピング疑惑でダブルス世界1位が全豪オープン欠場へ。チリの若手有望株にも出場停止処分

1/17(金) 16:30配信

THE DIGEST

 ファン・セバスチャン・カバル(コロンビア)とのペアで、昨年のウインブルドンと全米オープンを制した、男子ダブルス世界1位のロベルト・ファラ(コロンビア)が、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たことを国際テニス連盟(ITF)が発表した。

ファラとジャリーのSNS投稿全文はこちら

 これを受けてファラは、14日に自身のツイッターで「12月から準備していたが、全豪オープンに出ることが出来なくなった。昨年10月に実施されたドーピング検査で、ステロイドの陽性反応が出たと数時間前に伝えられた。2週間前に上海で受けた検査でも、これまでに15回以上受けてきた抜き打ち検査でも陰性だったのに……」と投稿した。

 ITFから禁止薬物ボルデノンの陽性反応が出たことを伝えられたファラは、故郷のコロンビアで牛肉を食べたためと主張。ボルデノンはコロンビアで、牛の成長を促進するために広く用いられている薬物だが、2018年にはコロンビアオリンピック委員会(COC)から同国の選手に向けて、コロンビアの牛肉を食べるとドーピング検査に影響が出る可能性があると警告されていた。

 今後はチームと相談し、故意に禁止薬物を摂取していないことを証明できるよう対応していくと発表。「なるべく早く、試合に復帰できるように動く」と付け加えた。なお、ファラとともに全豪に出場予定だったカバルは、別のパートナーとの出場を予定している。

 また、同じ14日には、男子シングルス78位のニコラス・ジャリー(チリ)に、ドーピング違反での暫定的な出場停止処分が下されたことをITFが発表した。

 年始のATPカップでは、チリの主力として活躍したジャリーだが、昨年11月のデビスカップファイナルズにて、採取された尿サンプルから、禁止薬物のリガンドロールとスタンゾロールが検出されていた。

 ジャリーは自身のインスタグラムで、禁止薬物の検出は汚染されたビタミン剤のせいで、「パフォーマンスの上昇のために摂取したのではない」と主張。これまでのキャリアで、ドーピングを行なったことはなく、ドーピングにも反対していると強調した。今後は無実を証明するため、ITFの調査に全面協力するという。

文●誉田優
フリーライター。早稲田大学スポーツ科学部卒業。
Twitter:yu__honda/Instagram:yu__honda

最終更新:1/17(金) 16:30
THE DIGEST

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