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南菜生がPassCodeで目指す「説得力のある人間」とは?

1/17(金) 12:00配信

Rolling Stone Japan

ご無沙汰しております、南菜生です。コラムを書いてなさすぎて連載が打ち切られてるかもしれない、と思いつつ書き進めています。遅れすぎてもはやいつが期日か分からない。もしもこの記事が掲載されたら、次からは“きっちり期日を守るマン”になります。

写真6点:ラウドロック? ピコリーモ? 進化を続けるPassCodeの真なる姿

取材を受けるとどういうパフォーマーになりたいか、問われることが多い。歌が上手になりたい、ダンスが上手になりたい、こうしたいああしたいは山程あるけれど、いつも一番最初に出てくるのは説得力のある人間になりたい、ということ。そこで説得力ってなんなの?というのが本日の本題です。

元々は飛ばせたり歌わせたりするだけの仕事だったはずが、徐々に文字数が増えていき気づいた時には「PassCodeの話す人」になっていた。意識してそうなった訳ではなかったけれどライブを重ねているうちになんとなくこれが自分の役割で、ステージに立つ意味だと思うようになった。話す人になった当初はただただ自分本位で押し付けがましいライブを沢山した。分かってくれる人が分かってくれていればそれでいい、と思っていたけれどそんな自分を救ってくれたのはいつだってそっと背中を押してくれるような言葉を話す人達だった。何百人に放たれた言葉が自分一人に向けられているように感じた時思い出しのは、太陽の光を虫眼鏡に集めて紙に穴を開ける理科の実験。真っ直ぐ差して心を焦がすような、あれが出来るようになるにはいったいどれだけの時間と想いが必要なんだろう。

自分の為にやってるのは今も昔も変わらないけれどいつか、そうなりたいと思ってる。年齢もとい、経験というものにはどうやったって追いつけない。性別や年齢というよりも、乗り越えてきた人にしか話せない言葉が沢山ある。それが説得力だというのなら、PassCodeがこれから5年10年と続いた時、自分が何を話せるのかを知りたいと思う。そう思えるあいだはステージに立ち続けていたい。

(真面目な話するの恥ずかしいです。久しぶりのコラムなので大目にみてね)


南菜生
2016年メジャーデビューPassCodeのメンバー。バンドサウンドをベースに、スクリーモ、メタルコアなど変幻自在の楽曲群を擁し、シャウトが異彩を放つ。2018年より2年連続SUMMER SONICに招集、Vans Warped Tour Japan 2018など多くの大型ロックフェスへも参戦。2018年にはイギリスJPU Recordsより海外デビュー盤を発売。国内外ともにロックファンやアイドルファンから絶大な支持を獲得している。ミスiD2016・実行委員長特別賞を受賞。

Nao Minami

最終更新:1/17(金) 12:00
Rolling Stone Japan

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