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教習所では教えない正しい運転姿勢!ハンドルは持つ位置と操舵方法で安全性が大きく異なる

1/18(土) 17:50配信

Auto Messe Web

ハンドルの持ち方次第でペダル操作の正確度が変わる

 ハンドルの握り方や操作は、安全運転やクルマを適作に動かすためにはとても重要なファクターだ。では、実際どんなやり方が正しいといえるのか。筆者が考える市街地走行などで安全で楽に走れるハンドルの握り方や操作方法を紹介する。

同乗者をクルマ酔いさせないテクニック

 正しいハンドル操作の話をするには、その前に、正しい運転姿勢をとることからはじめなければならない。それには、座席とハンドルの位置を調節することが必要だ。

 まず、座席位置から決めていく。運転席に座り、ブレーキペダルを深く踏み込んで、急ブレーキが必要なときに十分なペダル操作が行える場所に座席の前後位置を定める。目安としては、ひざが伸びきらずにブレーキペダルを奥まで踏みきれる位置だろう。

 続いて、座席の背もたれの角度を調整し、ハンドルを正しく持てる位置に角度を合わせる。ハンドルを正しく持てる位置とは、両手でハンドルの頂点を握り、肘にゆとりを残すのが目安になる。

 ハンドルの位置決めには、座席の背もたれだけでなく、チルトとテレスコピックという二つのハンドル位置調整機構が役立つ。

 チルトは、ハンドルの上下位置の調節機構で、メーターを的確に認識できたり、ペダル操作の際にハンドルの下端に足が当たったりしない高さに調整することができる。

 テレスコピックは、ハンドルの前後位置の調節機構であり、座席の背もたれを起こしてもハンドルに手が届きにくい場合に、この機構を使ってハンドルを手前へ引き出す。

 ところが、軽自動車や登録車のコンパクトカーなどでは、テレスコピック機構が装備されていない車種が多い。このため、ハンドルから遠くなりすぎないよう座席を本来より前へ移動させると、今度はペダル踏み替えをしにくくなる。

 これが、昨今のペダルの踏み損ないや踏み間違いを誘発している恐れがある。高齢者を含め、運転操作の失敗による事故が多発している背景に、自動車メーカーの原価優先・儲け主義からコストの高いテレスコピック不採用というハンドル調節機構の不備があると考えられる。

 話が少しそれたが、こうして正しい運転姿勢がとれたら、いよいよハンドル操作の話になる。

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最終更新:1/18(土) 17:50
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