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【クルマ豆知識】レンタカーのナンバーは、実は“わ” だけじゃない。日本列島の北と南で増殖中!

1/18(土) 19:00配信

Webモーターマガジン

まずナンバープレートの「ひらがな」部分を解説

ナンバーの左側に、ひらがなで「わ」と書かれていたら、その車両はレンタカーを含めた貸渡用車両であることを示している。これはよく知られた話だが、実は「わ」以外にもうひとつ、レンタカーにつけられている文字がある。

【写真】「わ」ではないレンタカーのナンバーを見る(全3枚)

ナンバープレートの左側には、基本的にひらがなが表記されるスペースがある。例外として駐留軍人の私用車などに「Y」や「E」などのアルファベットが使用されているものの、一般的な自家用車であれば下記の29字が登録車に採用されている。

●自家用車のナンバープレートに使用されているひらがな29字
さ・ ・す・せ・そ
た・ち・つ・て・と
な・に・ぬ・ね・の
は・ひ・ふ・ ・ほ
ま・み・む・め・も
や・ゆ・ 
ら・り・る・ ・ろ

屁を連想しやすい「へ」や縁起の悪そうな「し」、発音しにくい「ん」は欠番となっている。

また「あ行」と「か行」はタクシーや運送業トラックなど事業用車両/いわゆる緑ナンバーに採用されている。だから、この10字が自家用車に使われることはない。さらに「お」は「あ」と見間違われる可能性もあるので「を」が代用されている。

ひらがなではあるが、「よ」も実は駐留軍人のための文字だ。日本で退役・除隊した場合、アルファベットから「よ」に切り替わるという。

ここからが本題の「わ」ナンバー

さて、「わ」ナンバー」という言葉を知っている人がほとんどだろう。言うまでもなく、ナンバープレートにメわモと表示されていれば、その車両はレンタカーを含んだ「貸渡用車両」ということになる。さらに、最近台数を増やしてきたカーシェアリングの車両もメわモだ。

しかし、あまり知られていないが「わ」以外に、もうひとつレンタカー/シェアリングカーを示す文字がある。それが「れ」だ。国土交通省では貸渡用車両のナンバーは、「わ」もしくは「れ」とすると規定している。

「見たことない」と思った人も多いだろうが、それもそのはず。存在する場所は今のところ沖縄と北海道などごく限られた地域だけだからだ。

両地域ともに観光客によるレンタカー利用が多く、「わ」ナンバーがたくさん使われているのだ。。そのため2010年代中頃になると沖縄で「わ」が枯渇、現在は「れ」ナンバーが発行されている。

また、北海道にはこんな歴史もある。というのは1970年代に決められた「貸渡用車両は「わ」もしくは「れ」ナンバーとする」というルールに則り、どういうわけだか北海道の運輸支局だけ、「れ」を採用してしまったのだ。

ところが、全国的にレンタカーは「わ」ナンバーという認識が広まっていたことから、1990年代に北海道でも「わ」に統一することになった。そして時は流れて2010年代に入ると、状況が変わって札幌地域をはじめとして「わ」が枯渇し出したのだ。

そうなると、かつての「れ」復活である。北海道だけで通用していたレンタカーは「れ」ナンバーという常識がふたたび復活、道民が歓喜したとか、しなかったとか。ともあれ、北海道や沖縄などで近年「れ」ナンバーのレンタカーが多い。

この「れ」ナンバーだが、今後は北海道・沖縄だけの話ではなくなりそうだ。というのも、カーシェアリングなどの普及で首都圏でも「わ」ナンバーが急増中だからだ。もし今後、品川や練馬、横浜地区などで 「わ」が枯渇すれば、「れ」を付けたレンタカー・シェアリングカーが登場することになるだろう。

Webモーターマガジン

最終更新:1/18(土) 19:00
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