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【ボクシング】日本王者・竹迫が初判定勝利に不満もOPBFも吸収。

1/19(日) 8:57配信

ベースボール・マガジン社WEB

 18日、東京都・後楽園ホールで行われたOPBF東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ12回戦は、同級1位で日本同級チャンピオンの竹迫司登(28歳=ワールドスポーツ)が、王者・細川チャーリー忍(35歳=金子)を119対109、119対109、120対108と、ほぼフルマークの3-0判定で下し、ミドル級2冠王者となった。

力んで空回りしかけたが、踏みとどまった竹迫

 やはりこの日も竹迫に笑顔は見られなかった。これまで12戦11勝(11KO)1分と、勝利はすべて規定ラウンド内に片づけてきたが、今日は初めての判定勝利。「やっぱり倒したかった」と唇をかみしめるのだった。

 竹迫は立ち上がりから強烈な左ボディブローから右、あるいは右から左ボディブローのコンビネーションを細川にグサリグサリ。タフな細川は、嫌がりこそすれ、キャンバスに沈まない。だから、竹迫はさらに力んで、上体だけで打ち込む悪癖に陥りかけた。

「力んで空回りするパターンは避けようと。その後、冷静になれたところだけはよかった」(竹迫)

 これまで唯一の判定勝負となったのは昨年3月の加藤収二(中野サイトウ)戦。独特の間合いを持つサウスポーの加藤に強打を空転させられ、コツコツと軽打を集められて我を見失いかけた。が、中盤からKO勝ちを捨てて、ショートブローを多く集めることで、辛くもドローに持ち込んだもの。昨年8月の再戦では8回終了TKOに持ち込み決着をつけたが、この2戦が「いい経験になった」(竹迫)のだ。

 力んで振り回すことに歯止めをかけて、左右のボディフックを叩き込む。初めての12ラウンド戦も頭に入れて、無闇にスタミナ浪費をしないよう、無駄打ちは極力避けていたように見えた。

細川は、敗色濃厚だったが攻められず

 一方の細川。強打で迫る竹迫に、前半はリラックスした左右ストレートを放つ。クリンチ際にパンチをねじ込んで、竹迫の苛々を募らせようとする。が、竹迫のプレスにあおられて、ボディをカバーすることに執心し、体を丸めたところへ右を打ち下ろされると、完全に受け身に回ってしまった。竹迫が攻め入ると、上からのしかかってクリンチとホールド。これは細川の悪癖だ。

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最終更新:1/19(日) 8:57
ベースボール・マガジン社WEB

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