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年収30%減より「新たな挑戦」 彼女は大手商社での安定よりベンチャーを選んだ

1/19(日) 6:10配信

NIKKEI STYLE

《連載》あしたのマイキャリア ベンチャー企業に転職しました(1)

企業の中途採用が拡大し、ベンチャー企業への転職を考える人が増えている。成長性、意思決定のスピード感、自由といったイメージが強いベンチャーだが、実際に転職して働くとなるとどうなのか、どんなタイプの人が向いているのか。新興企業で活躍する転職経験者に聞いた。第1回は家計簿アプリやクラウド会計ソフトを手掛けるマネーフォワードに転じた元大手商社ウーマン、長尾祐美子さん。

■大手商社を退職、夫とともに渡米

――新卒で大手総合商社に入社しました。どのようなキャリアを思い描いていましたか。

「5歳から13歳まで英ロンドンで過ごし、大学では国際関係を学んだことから、自然と『グローバルな仕事をしたい』と考えていました。外資系企業の日本法人に就職しても日本での仕事が中心になるだろうと思い、選択肢には入れませんでした。興味を持ったのは、日本に本社を置き、世界で幅広く展開する総合商社でした」

「就職先では、海外の合弁会社の経営支援やマーケティング施策の企画・実行、M&A(合併・買収)を担当しました。早くから海外で多くの経験を積ませてもらい、会社への不満は全くありませんでした」

――入社7年目に退社、米国へ移り住みます。

「夫の海外転勤が決まったので一緒に渡米することにしました。勤めていた商社には、家族都合の退職であれば復職できる制度があったため、『一度辞めて夫とともに海外へ行き、数年後に戻ろう』と考えたのです」

「赴任先のニューヨークでは、英語や商社での経験を生かし、バリバリ仕事ができると思っていましたが、ビザ(査証)の制約でフルタイムの仕事には就けませんでした。やむなくフリーランスの立場で、日系コンサル会社のリサーチ業務を手伝ったりしたほか、米国公認会計士(CPA)の資格試験やデータ分析などに使われるプログラミング言語『パイソン』を勉強したりして過ごしました」

「CPAは商社時代に財務会計の知識の必要性を痛感したことから、『一度体系的に学びたい』と勉強を始めました。プログラミングはデータ分析がビジネスパーソンにとって身近な領域になってきていることを感じていながら、全く縁がなく『このままではまずい』という危機感から取り組みました」

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最終更新:1/20(月) 8:26
NIKKEI STYLE

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