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’19タイヤマハXSR155試乗インプレッション【小排気量でも走りに妥協なし】

1/20(月) 7:31配信

WEBヤングマシン

見た目も走りも兄貴分を踏襲

タイで生産・販売されているヤマハXSR155がバイク館SOXを通じて日本上陸。兄貴分の900や700のネオレトロ感を忠実に再現したスモールXSRは、ルックスだけでなく走りまでもシリーズのDNAを継承していた。ツインスパーフレーム+倒立式フォークによる高い剛性と、動きのスムーズな足回りとの組み合わせによる素直な旋回性が印象的だ。

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[◯]乗り手の操作に応えるヤマハハンドリングだ

MT-09、特に初代のトリッキーに過ぎるハンドリングが好みではなかった私にとって、単に外装を着せ替えただけかと思っていたXSR900に試乗したときの衝撃は忘れられない。845ccの水冷トリプルは相変わらず元気が良すぎる傾向にあるものの、それに見合うだけのハードな足回りとなりトータルバランスが向上。ネオレトロなそのスタイルからは想像できないほど、積極的にスロットルを開けていけるキレのいい走りを手に入れていたのだ。

そんなスポーティなXSR像を抱いていただけに、排気量が小さいとはいえXSR155に対する期待値は決して低くはなかった。そして、試乗を終えた今、ルックスだけでなく走りまでもシリーズのDNAを継承してきたことに、素直に感心している。

〈【’19 YAMAHA XSR155 (THAILAND)】主要諸元 ■全長2000 全幅805 全高1080 軸距1330 シート高810(各mm) 車重134kg ■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 155cc 19.3ps/10000rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量10L ■ブレーキF=ディスク R=ディスク ■タイヤF=110/70-17 R=140/70-17 ●価格:42万9000円 ●色:白×赤、灰、黒〉

ハンドリングは、ツインスパーフレーム+倒立式フォークによる高い剛性と、動きのスムーズな足回りとの組み合わせによる素直な旋回性が印象的だ。基本的にはニュートラルで扱いやすく、さらにそこから荷重移動や車体のピッチングを意識して操作すると、それに応じて旋回力が高まる。ライダーの技量の差に応じられるだけのポテンシャルを秘めており、気が付けば無心でワインディングを楽しんでいた。

前後のブレーキも、そうした走りに見合うだけの制動力とコントロール性を有している。パワーや車重の違いは大きいものの、ライディングフィールのベクトルは兄貴分のXSR900と共通といっていいだろう。なお、テスト時の燃費は38.7km/Lをマーク。なかなかに優秀だ。

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最終更新:1/20(月) 7:31
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