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ハリー王子、女王の最終決定は「これ以上ない悲しみ」とスピーチ。

1/20(月) 16:39配信

フィガロジャポン

ハリー王子とメーガン妃の王室離脱を巡る問題は、現地時間18日に発表された、エリザベス女王の声明により、ふたりがロイヤルの称号を返上することで決着がついた形となった。春には公務から完全に離脱するものの、サセックス公爵とサセックス公爵夫人の爵位はそのまま維持するという。

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19日夜、ハリー王子は自らがパトロンを務める子どもたちのメンタルヘルスをサポートする慈善団体Sentebaleの夕食会に出席。サポーターを前にスピーチを行ったが、女王の最終決定について「これ以上ない悲しみ」で「それ以外に選択肢はなかった」と胸の内を打ち明けている。

「ここ数週間、皆さんが見聞きしたことを、私はただ想像するしかできませんでした。ですから、お伝え出来る限り私の口から話す真実に耳を傾けて欲しいのです。公爵でもなく、王子でもなく、ハリーとして、過去35年間皆さんの多くがその成長を見守って下さいました」

「その人物は、いまでは以前よりクリアに物事を見るようになっています。英国は私の故郷であり、愛する場所。それは絶対に変わることはありません。多くの人々に支えられて育ってきたと思っています。多くの人が両手を広げてメーガンを受け入れてくれました。私がずっと願っていた愛と幸せを見つけたことを、皆さんはご存知でしょう。ついにダイアナの次男にも相手が見つかったのです。ああ、よかった!」

「私を長年知る人は、私が妻として選んだ女性が、同じ価値観を共有しているとわかってくれています。私が恋に落ちたときからそれは変わっていません。私たちは誇りを持って国のために働き、役割を果たそうとしてきました」

「メーガンと結婚した時、私は興奮しました。希望を持ち、英国に奉仕するつもりでいました。ですから、このようなことになってしまったのは、とても悲しいことです。妻と私が公務から退くという決断は、軽いものではありませんでした。何年も大変な想いをして、何カ月も話し合いました。自分が常に正しいわけではないのは自覚していますが、これについては本当に他の選択肢がなかったのです」

「はっきりしておきたいのは、私たちは縁を切るわけではありません。もちろん皆さんから離れるわけでもありません。私たちの望みは公的資金を得ることなく、女王や英連邦、そして英国軍に仕え続けることでしたが、残念なことにそれは不可能でした。受け入れたのは、私自身は変わらないし、役割への想いも変わらないからです。これが皆さんの理解につながることを祈っています」

「いままで取り組んできたことから家族を一歩下がらせることは、より平穏な生活を期待して一歩前進することでした。私は王子として生まれました。自分の国と女王に仕えることは大変名誉なことです。23年前に母を亡くしたとき、皆さんが翼の中に保護してくれました。長い間見守ってくれましたが、メディアの力は強力です。私たちが互いを支えあう力がいつかメディアより大きくなることを願っています。この問題は私たちよりはるかに大きいものです」

これまでにないくらいナーバスな面持ちのハリー王子から、その心痛を察することができるだろう。これまで培ってきたものをすべて失ってでも、メーガン妃と手に入れたい自由とは何なのか。その先に幸せがあると固く信じるハリー王子に、いまはメーガン妃以外の言葉は届かない。

人生をかけたハリー王子の船出が、いよいよ始まろうとしている。

texte: ERI ARIMOTO

最終更新:1/22(水) 10:35
フィガロジャポン

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