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市川紗椰が初めての鉄道本を出版「鉄道に興味がない人でも、トマソン的なワンダーが好きならば楽しく読んでいただけるかも」

1/20(月) 12:00配信

週プレNEWS

『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は、鉄道ファンの彼女が初の鉄道本出版について語る。

【写真】熱心な鉄道ファンとしても有名な市川紗椰

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このたび、私にとって初めての鉄道本を出版することになりました。タイトルは『鉄道について話した。』(3月5日発売予定)。この連載で語った鉄道のコラムを中心にまとめた単行本です。

実は今まで、何度か鉄道本の出版のお誘いを受けてきました。でも、どうせ出すんだったらアレもコレも入れたいなど、自分の中の理想が高すぎて一度も形になりませんでした。

ただ、ここで毎回ダラダラと好きなものを語っているうちに、鉄道に関するものだけでもけっこうな量になりました。私のひとり言のような内容なので、体系的にまとまっているわけでもないですし、実用性もないけど、その分ほかの鉄道本にはない視点があるんじゃないかなと思っています(思いたいです)。

あえて似ているものを挙げるとすれば、"トマソン"でしょうか。街中の変なものを見つけて面白がるように、鉄道の変わったポイントを発見してゆるーいツッコミを入れているような本です。鉄道に興味がない人でも、トマソン的なワンダーが好きならば楽しく読んでいただけるかもしれません。

いくつかお気に入りの回を紹介すると、まずは「世界の鉄道マニア」。これは私が海外の鉄道ファンと交流するなかで発見した、各国の鉄道ファンの傾向を語ったもので、いつか新書にまとめたいと思っていたとっておきのネタです(笑)。ドイツ、アメリカ、イギリス、そしてアジアのインドネシアの鉄道ファン事情を、独断と偏見でまとめました。

続いて、今回読み返してみて意外と好きだったのが「スタンプラリー(ガンダム編)」。これは、一昨年行なわれたJRのスタンプラリー企画についての回で、自分でもよくこんなくだらないことを話したなと思うくらいダジャレを連発しています。このコラム掲載後、無事にコンプリートした話も少し加筆されています。

そして今春から暫定開業するJR山手線の新しい駅「高輪(たかなわ)ゲートウェイ駅」。駅名が公募されていた段階で、私が応募した名前や「キラキラネームになりそう」という予想を語りました。実は、駅名が決定したときに、このコラムを読んだ某公共放送局の報道番組からコメント依頼が来ました。今、一番旬なテーマではないでしょうか。

そうした雑多なコラムが並びつつも、意外と自分の一番好きな路線について語っていなかったことに気がついたので、書き下ろしでいくつかお気に入り路線を紹介するページも設けてもらいました。さらに、私が鉄道ファンになるきっかけのひとつになった名古屋鉄道に赴き、撮影したグラビアも少し掲載しています。廃車直前の5300系の貴重な姿も収められていますよ。

私は、これを読んでひとりでも多くの人が鉄道を利用するようになり、地方鉄道なども盛り上がればいいなと思っています。私自身、今まで鉄道からたくさんのものをもらってきましたが、この本が少しでも恩返しになればうれしいです。

●市川紗椰(いちかわ・さや)1987年2月14日生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、4歳から14歳までアメリカで育つ。現在、モデルとして活動するほか、J-WAVE『TRUME TIME AND TIDE』(毎週土曜21時~)にレギュラー出演中。『鉄道に...』には全国の駅そばを食べ比べたグルメ紀行も加筆

最終更新:1/20(月) 12:31
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