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まつ毛と眉毛を育毛! 伸びる仕組みをおさらい

1/20(月) 10:22配信

日経ARIA

長く伸びたまつ毛、美しい眉を手に入れたい──。そのためにもまつ毛と眉毛が伸びるメカニズムを知り、適切なケアを心がけよう。

【関連画像】体毛が生まれてから抜けていくまでの流れをチェックしよう

 ここ数年の美容トレンドの1つがまつ毛を育てる「まつ育」。さらに、ナチュラル眉の復活で“まゆ育”アイテムも増えてきた。まつ毛や眉毛は、毛が伸びる「成長期」、成長がゆるやかになる「退行期」、細胞分裂が止まり、生え変わる準備をする「休止期」を順に繰り返す。基本的なサイクルは頭髪と同じだ。

 体毛が生まれてから抜けていくまでの流れは基本的に同じ。だが、成長期の割合が大きい頭髪と異なり、まつ毛や眉毛は成長期の割合がとても小さい。「まつ育」「まゆ育」のポイントは、「この短い成長期にいかに毛を育てるか」にある。

体毛が生まれてから抜けていくまでの流れをチェックしよう(関連画像の図を参照)

1. 毛包幹細胞が増殖し、毛包の底に移動して毛母細胞になる

2. 毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらって分裂を繰り返し、新しい毛として成長をはじめる

3. 古い毛が抜け落ち、新しい毛が成長を続ける

4. 毛母細胞の分裂が減り、毛乳頭から毛母細胞が離れる

5. 毛包が収縮し、毛乳頭細胞が皮膚の中で休んだ状態。毛は徐々に上に押し上げられる。また1へ戻り、繰り返す

 まつ毛や眉毛用の美容液は、1~2カ月ほどで使いきるサイズに、毛の成長や維持を担う細胞の働きを高める成分がギュッと詰まっている。「ヘアサイクルが短いからこそ、効果も実感しやすいはず」とコーセー皮膚・薬剤研究室の猪又顕さんは話す。

「自まつ毛」育てる3つのアプローチとは

 ボリュームのある「自まつ毛」を育てるアプローチは、大きく分けて3つある。

 1つ目は、毛を作る毛母細胞を増やして次に生えるまつ毛を太くするというもの。毛母細胞は、毛包幹細胞が増殖・変化したもので、「毛包幹細胞がいかに増殖するかで毛母細胞の数が決まる。そのため、加齢やストレスによる毛包幹細胞のダメージ抑えることが、太いまつ毛につながる」と猪又さん。

 2つ目は、まつ毛を長く育てるというもの。そのために毛母細胞の増殖を促し、まつ毛の成長速度を速めて長くする。3つ目は、育ったまつ毛を抜けにくくするというもの。

 「まつ毛が150本あるとすると、そのうち120本は休止期にある。本来なら、休止期でも簡単に抜けはしないが、ビューラーやエクステ、メイクオフ時の刺激などで、せっかく伸びたまつ毛が抜けやすくなる」とアデランスの開発担当者の渡辺有さん。抜け毛を防ぐには、毛包を成熟させて、毛をしっかりホールドすることが有効だ。

<まつ毛を長く育てる&増やす3つのメカニズム>

【1】次に生えるまつ毛を太くする

毛包幹細胞の働きを高めて、幹細胞の増殖が促進されると毛母細胞の数も増えるため、太く丈夫な毛が作られる。また、休止期から成長期への移行が速まり、退行期への移行が遅くなる。結果、成長期が長くなる。

美容液中の成分……ソウハクヒエキス、ビワ葉エキス、シャクヤクエキス、オクタペプチド-2、アセチルデカペプチド-3など

【2】今あるまつ毛を早く、長く伸ばす

毛母細胞や、毛母細胞に栄養を送る毛乳頭細胞に直接アプローチして細胞増殖を促進することで、毛の成長のスピードを速めることができる。結果、まつ毛が長く育つ。

美容液中の成分……ナツメ果実エキス、ソウハクヒエキス、サリチル酸シランジオール、ビマトプロスト、アルギニン、ミリストイルペンタペプチド-17、オリザポリアミンなど

【3】まつ毛を抜けにくくする

まつ毛の根元は毛包とその間にある接着たんぱくで支えられている。傷ついた毛包を修復したり、弱った接着たんぱくを強くしたりすれば、まつ毛が抜けにくくなる。

美容液中の成分……ワイドラッシュ(ビタミン化ペプチド、パンテノール)、キャピキシル(アセチルテトラペプチド-3、レッドクローバー抽出エキス)、六年根ニンジンエキス、アセチルデカペプチド-3など

ほかにこんなメカニズムも

抜け毛の原因となる炎症を抑える⇒アラントイン、グリチルリチン酸二カリウムなど

血流を良くしてまつ毛に栄養が届きやすくする⇒パントテン酸、ニンジンエキス、ソメイヨシノ葉エキスなど

まつ毛が抜ける時期を遅らせる⇒オリゴペプチド-20、パントテン酸誘導体、オリザポリアミンなど

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最終更新:1/20(月) 10:25
日経ARIA

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