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実践的基礎知識オルタナティブ編(4)<代表的な戦略①ロングショート戦略、マーケットニュートラル戦略>

1/21(火) 14:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

ピクテ投信投資顧問株式会社が、実践的な投資の基礎知識を初心者にもわかりやすく解説します。※本連載は、ピクテ投信投資顧問株式会社が提供するコラムを転載したものです。

代表的な戦略(1)ロングショート戦略、マーケットニュートラル戦略

オルタナティブ投資の絶対収益型投資戦略の代表的なものにロングショート戦略があります。市場の方向性(上昇/下落)に関わらず収益を得ようとする投資戦略です。ロングショート戦略の中でポートフォリオ全体のβ値をゼロにする戦略をマーケットニュートラル戦略と呼びます。

ロングショート戦略、マーケットニュートラル戦略

ロングショート戦略は、株式や債券などを買い持ちする「ロングポジション」(価格上昇することで儲かり、価格下落することで損をする)だけではなく、信用取引による空売りや先物取引の売り建て「ショートポジション」(価格上昇することで損をし、価格下落することで儲かる)を組み合わせることで、マーケット(β)の方向性(上昇/下落)に関わらず利益を得ようとする投資戦略です。

図表1の例では、割安な水準にあり上昇が期待できると考える銘柄Lを買い持ちし「ロングポジション」を取り、一方で割高な水準にあり上昇が期待できない、もしくは下落すると考える銘柄Sを空売りし「ショートポジション」を取ることで、ロングショート戦略を組成します。この場合、それぞれの「ロングポジション」「ショートポジション」は等金額投資することにします。 また、銘柄Lと銘柄Sのβ値は同じであるとします。

ロングショート戦略のリターンは、「ロングポジション」のリターンと「ショートポジション」のリターンを足し合わせたものになります。このとき、銘柄Lのβ値と銘柄Sのβ値が同じであるため、市場平均のリターン部分が相殺されることになります。このように、銘柄Lと銘柄Sを正しく選択できれば、市場の方向性(上昇/下落)に関わらず収益を得ることが可能になります。

また、この例のようにロングショート戦略の中でポートフォリオ全体のβ値をゼロにする戦略をマーケットニュートラル戦略と呼びます。

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最終更新:1/21(火) 14:00
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