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新型スバル インプレッサは万能ファミリーカー!? 地道な進化とは?

1/22(水) 21:08配信

GQ JAPAN

マイナーチェンジを受けたスバル「インプレッサ スポーツ」に今尾直樹が試乗した。細かな改良による進化とは?

【写真を見る】気になる改良点とは?

どこが変わった?

2019年10月、スバルの国内主力モデル「インプレッサ」と、そのインプレッサをクロスオーバーSUVに仕立てた派生モデル「スバルXV」が同時にフェイスリフトを受けた。発売はどちらも11月半ばの予定だったけれど、日本列島を襲った台風19号の影響で出荷が遅れ、販売店でのフェアに間に合わなかった。師走になって、ようやく国内の全拠点に試乗車の配備が完了し、仕切り直しということで、プレス向けの試乗会を開いたのだった。

ここでは、東京タワーの麓から横浜みなとみらい地区まで、首都高速を含む一般道およそ40kmの往路で試乗したインプレッサSPORT 2.0i-S EyeSight AWDについての印象を述べたい。

インプレッサには1992年にデビューした初代以来、4ドア・セダンと5ドア・ハッチバックの2種類のボディがあり、それは2016年に登場した現行モデル、第5世代のインプレッサもおなじだ。前者は「G4」、後者は「スポーツ」と呼ぶ。

エンジンは生産中の自動車用ユニットとしては世界でオンリーワンの水平対向4気筒、別名“フラット4”の自然吸気で、1.6リッターと2.0リッター直噴の2種類があり、ギアボックスはリニアとロックと呼ばれるCVTと組み合わせられる。駆動方式は2WD(前輪駆動)とAWD(全輪駆動)の2種類がすべてのグレードに用意されている。

試乗車は車名が示すごとく5ドア・ハッチの2.0リッター、AWDで、Sは18インチのタイヤ&ホイールを履いたスポーティ仕様であることを表す。車両価格は270万6000円で、インプレッサにおける最上級モデルということになる。

3年目のフェイスリフト、まずは外観がチラッと変わった。と、筆者なんぞは思ってしまうけれど、オーナーのかただとものすごく雰囲気が変わったと受け取られるかもしれない。ビフォアは左右、真ん中と独立していた3つのバンパー下部の開口部が、アフターは水平基調のラインでつながり、たいへんスッキリし、安定感が増した。

ヘッドライトのデザインは変わっていないのに、目元までスッキリした印象を受けるのは筆者だけかもしれないけれど、より機能主義的で、よりモダンになった、といえるのではあるまいか。鎖がまが回転しているみたいな18インチ・ホールのデザインも新しい。

インテリアではダッシュボードの表皮の面積を増やしたり、液晶ディスプレイ周辺のデザインを見直したり、シート表皮の材質を変えたりしている。目的はもちろん品質感をあげるためだ。たいへん地道な変更で、これまた前期型モデルのオーナーだったら、ちょっと悔しい思いをするかもしれない。

目玉のひとつは、2016年の発表時に全車標準化されたアイサイトver.3がその最新バージョンのアイサイト・ツーリングアシスト付きに進化した点である。ステレオカメラだけで認識するスバル独自の運転支援システム、アイサイトの後ろにツーリングアシストの文字が合体すると、0~120km/hの範囲でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストする。ようするに自動運転的なことをしてくれる。渋滞時にも、先行車をカメラが認識して、ストップ&ゴーに対応してくれる。

安全装備面ではアダプティブドライビングビームと呼ばれる、夜間のハイビームとロービームの自動切り替えシステムや、運転席のシートポジションメモリー機能等が新たに装備されている(グレードによって改良内容は異なるのでご注意ください)。

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最終更新:1/22(水) 21:08
GQ JAPAN

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