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東京オリンピック目前! 山下泰裕JOC会長が明かす「竹田恒和前会長から電話があった日」

1/22(水) 11:00配信

文春オンライン

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(62)が1月10日、スイス・ローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会でIOC委員に選ばれた。

【写真】ロス五輪で金メダルを獲得した山下泰裕氏

 山下氏は、「文藝春秋」2月号で「news zero」のキャスター、有働由美子氏との対談中にその「重責」の胸の内を語っていた。

JOC会長になるなんて全く思っていなかった

有働 山下さんは、昨年6月にJOC会長になられ、この1月にはIOC委員に就任される予定ですね。

山下 非常に困って悩んでおります。そもそも、JOC会長になるなんて全く思っていなかったんです。

有働 えっ。そうなのですか。

山下 はい。2017年に竹田恒和前会長から「橋本聖子さんの後任で選手強化本部長をやってほしい」と言われた時、「2020年には燃え尽きるつもりでやります。そしてJOCを去ります」とお返事していました。2020年は日本選手団の団長としてオリンピックに関わるだろうと思っていたのです。

有働 それが青天の霹靂でJOC会長になられた。確かに一昨年、一度会食をご一緒させていただいた時には、会長になるようなそぶりをみじんも感じさせませんでしたね(笑)。どんなふうに口説かれたのですか。

山下 もう喋ってもいいんでしょうね。3月に竹田さんがJOC会長を退任すると発言された数日後、「ちょっとお会いしたい」と電話をいただきました。

「君、名前が上がった時には絶対逃げるなよ」

有働 その頃、竹田さんが理事長を務めた東京オリンピック招致委員会が、200万ユーロを支払って招致を勝ち取ったという「買収疑惑」が報じられました。竹田さんは完全否定されましたが。

山下 竹田さんは定年を迎え、任期満了で退くという意向でした。それで、竹田さんに「僕の後任としてJOC会長を務めてもらいたいと思っている。そうなった時にはぜひ受けてくれないか」と言われました。

 その少し前からマスコミが次期会長候補の名前を具体的に報じるようになっていました。それでスポーツ界や政界のいろいろな方から、「君、名前が上がった時には絶対逃げるなよ」「腹をくくってくれ」と言われるようになって。おいおい、JOC会長って、そんなに物騒な仕事なのかと(苦笑)。

◆ ◆ ◆

 今年7月に東京五輪を控え、山下氏に、東京五輪のマラソン・競歩の会場変更の舞台裏から、プーチン大統領と熱く盃を交わした日、JOCの理事会を非公開にした理由、有働さんの「シドニー五輪」での涙の生中継について、たっぷり語っていただきました。「文藝春秋」2月号及び「文藝春秋digital」に掲載の「 有働由美子対談 山下泰裕『プーチン大統領との約束の盃』 」も、ぜひ合わせてご覧ください。

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2020年2月号

最終更新:1/22(水) 11:00
文春オンライン

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