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CLラウンド16のビッグマッチの注目点を 欧州サッカーの達人が分析!

1/22(水) 6:10配信

webスポルティーバ

蹴球最前線──ワールドフットボール観戦術── vol.76

 サッカーの試合実況で日本随一のキャリアを持つ倉敷保雄、サッカージャーナリスト、サッカー中継の解説者として長年フットボールシーンを取材し続ける中山淳、スペインでの取材経験を活かし、現地情報、試合分析に定評のある小澤一郎――。この企画では、経験豊富な達人3人が語り合います。今回は、2月から再開するチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16の注目カードの見どころを伝えます。

【動画】プレミア首位を爆走中! 王者リバプール対マンチェスター・ユナイテッドハイライト

――今回は、お三方に2月18日から再開するチャンピオンズリーグ(CL)の、ラウンド16の注目カードを展望していただきたいと思います。まずは、レアル・マドリード(スペイン)対マンチェスター・シティ(イングランド)、アトレティコ・マドリード(スペイン)対リバプール(イングランド)、そしてチェルシー(イングランド)対バイエルン(ドイツ)の3カードからお願いします。

<総合的にはマドリーが有利か!? シティはデ・ブライネで勝負>

倉敷 では、今回のラウンド16のなかで最も注目を集めそうなビッグマッチ、レアル・マドリード対マンチェスター・シティからいきましょう。間違いなく面白い試合になるでしょう。

小澤 ここにきてマドリーが調子を上げてきているだけに、かなり面白い試合になるでしょうね。とくに今季のマドリーはフェデリコ・バルベルデの台頭によって守備の強度が上がっていますので、シティのポジショナルプレーに対してどのように戦うのか今から楽しみです。

倉敷 スケジュールを見るとマドリーはシティと対戦した直後の週末にバルセロナとのクラシコがあります。2試合ともホームで戦えるとはいえ、マドリーには今季の山場と言える1週間になりそうですね。

中山 一方のバルセロナのCLの相手は、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督が率いるナポリ(イタリア)であることを考えると、バルセロナは気持ち的にクラシコに重きを置いて戦えそうです。しかもナポリは国内リーグで中位に低迷していて、CLどころではないでしょう。そういう意味でも、ラ・リーガのタイトルを欲しがっているジネディーヌ・ジダン監督が、この2連戦でどのように選手を使い回して乗り切るのか、とても興味深いですね。

 逆に、シティはもうリーグタイトルの可能性はほとんどないので、ペップ・グアルディオラ監督はCLに照準を絞ってくるでしょう。

倉敷 もはやリバプールとの勝ち点差は絶望的ですから、プライオリティははっきりしました。来季のCLストレートインの4位以内は心配いらないでしょうし、でもここまで独走を許したのは意外でした。

中山 今季はディフェンダー陣に故障者が続出していて、それによってチームの安定感が失われてしまった印象です。ジョン・ストーンズは今季3度も負傷して、その度に戦線を離脱。アイメリク・ラポルテも開幕早々にケガをして、シーズンの約半分を棒に振っています。ラポルテの復帰は間近と言われているので、マドリーとのCL第1戦には2人とも間に合うと思いますが、プレミアで首位リバプールに大きく後れをとったのは、彼らの不在が原因のひとつだと思います。

 よく頑張っているとはいえ、本来ボランチのフェルナンジーニョをセンターバックで使い続けること自体が苦肉の策だと思いますし、左サイドバックも固定できていません。

小澤 オレクサンドル・ジンチェンコ、バンジャマン・メンディ、アンヘリーニョ...。今季もペップは左サイドバックに苦心していますね。

倉敷 こちらのスケジュールはマドリー戦の前にプレミアで2位争いをしているレスターとの直接対決があり、そのあと再びホームでアーセナル戦、オールド・トラッフォードでマンチェスター・ダービー。調子を落としている相手とはいえ侮るわけにもいかず、こちらもハードなスケジュールといえそうですね。

 小澤さん、対するマドリーに死角はありそうですか?

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最終更新:1/22(水) 6:10
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