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喜劇王「ダブレット」の笑いが国境を越えた ファミレスを再現し初のパリコレに「いらっしゃいませー」

1/22(水) 21:00配信

WWD JAPAN.com

井野将之デザイナーの「ダブレット(DOUBLET)」が、2020-21年秋冬コレクションを1月16日パリで発表した。パリ・メンズ・ファッション・ウイークに参加するのは今回が初めて。井野デザイナーはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が若手を支援するために創設した「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(以下、LVMHプライズ)」のグランプリに18年に輝き、以降LVMHのエキスパートからのサポートを受けてきた。グランプリ受賞から約2年、満を持してのパリコレ参加である。

【画像】喜劇王「ダブレット」の笑いが国境を越えた ファミレスを再現し初のパリコレに「いらっしゃいませー」

"有名な某ファミレスを再現?"

プレゼンテーションの会場に選んだのは、北マレ地区にあるギャラリーだ。入り口には「D」から始まる、見覚えのあるファミリーレストランそっくりの“DOUBLET”と書かれた看板が掲げられている。ガラス張りの棚には、日本のレストランでよく見かけるメニューの食品サンプルが飾られていた。“たこやき 500”“スパゲッティ 800”とよく見るとフードの横に数字が付けられており、通貨の単位はなんと円ではなくユーロ表記。ということはたこ焼きは約6万円、スパゲッティは約9万6000円なの?すでに本気か冗談かもわからない「ダブレット」の世界観に引き込まれる。「いらっしゃいませー」というスタッフの掛け声とともに中に誘導され、超高級ファミレスへと入店してしまった。

"スタッフやモデルも笑いが絶えず"

入り口付近の会計スペースを通るとドリンクバーが設置されており、来場者は自由にソフトドリンクやフローズンドリンクをカップに注いで中へと入っていく。ファッションショーの会場というよりファミレスをほぼ完全に再現した空間で、「ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)」のBGMとともにランウエイショーが始まった。テーラードジャケットとチャイナシャツをハイブリッドさせたアウターや、ロックシンガー風のコートにバビューシュカが描かれた靴下、フランスマダムが着ていそうなボーダーのニットウエアにエッフェルタワーの刺しゅうを装飾し、トップスや小物にはアメリカンインディアンの装飾品であるドリームキャッチャーを用いた。とにかく多国籍の要素をミックスさせた風変わりなムードが、ブランドの世界観を凝縮させたようなコレクションである。

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最終更新:1/23(木) 5:48
WWD JAPAN.com

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