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Jリーグでも活躍に期待。選手権を盛り上げた高校サッカーの逸材たち

1/22(水) 6:20配信

週プレNEWS

今年の全国高校サッカー選手権は「BIG3」が不在のなかで行なわれた。

昨年11月のU-17W杯で16強進出に貢献したMF西川潤(桐光学園→セレッソ大阪)、FW若月大和(やまと/桐生第一→湘南ベルマーレ)が予選で敗退。"大迫勇也二世"との呼び声も高いFW染野唯月(いつき/尚志[しょうし]→鹿島アントラーズ)も、腰椎(ようつい)分離症により大会の登録メンバーから外れた。

【写真】帝京長岡をベスト4に導いた晴山岬

大会前は「タレント不足」との声がささやかれていたが......。ふたを開けてみれば、3人に劣らないアタッカーたちが鮮烈なインパクトを残した。その筆頭は、24年ぶりの日本一に輝いた静岡学園のエースMF松村優太(鹿島アントラーズ内定)だろう。

大阪・東淀川FCでプレーした中学時代は、全国大会はおろか、地区選抜の経験すらない無名の選手だった。しかし、東淀川FCの先輩でもある名古新太郎(鹿島アントラーズ)が静岡学園に進んだ縁もあり、三浦知良(横浜FC)をはじめ多くのJリーガーを輩出する名門校への進学を決意した。

転機となったのは、トップ下から右サイドハーフへのコンバートだ。50m5秒8の快足を生かしたドリブルがより効果を発揮し、2年時の10月には初めて世代別の代表に選出。そこで「スピードに乗ったドリブルは、海外の大きい選手が相手でも通用した」と自信をつかみ、さらに大きく飛躍した。

高校最後の選手権の前には「結果を残していけば自然と注目されるので、意識していきたい」と意気込みを語っていたが、自身初の全国大会でも緊張した様子は見られなかった。

相手チームに警戒されながら、スピードに乗ったドリブルでサイドを何度も切り裂き、クロスで決定機を演出。自身は準々決勝まで無得点だったものの、笑顔で次のように語っていた。

「そんなに焦ってはいない。県予選でも準決勝と決勝で点を取っているので、(選手権でも)そういったところで取りたいなって思う」

その言葉どおり、準決勝では見事にゴールネットを揺らした。大舞台での強さもプロ向きのメンタルといえるだろう。さらに、攻撃力だけでなく、ボールを奪われた後の切り替えの速さなど、現代サッカーに求められる守備意識も高い。

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最終更新:1/22(水) 6:20
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