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『グランメゾン東京』キムタク・ハーレーのレシピ~ベース車からカスタムポイントまで

1/23(木) 12:07配信

モーサイ

木村拓哉がミシュラン三つ星レストランを目指すシェフを演じ、注目を集めたTVドラマ『グランメゾン東京』。
キムタク主演のドラマらしく、バイクがいい感じのモチーフになっていて「ドラマの中に出てきたあのバイクは何?」なんて、普段バイクに詳しくない人の間でも話題にもなりました。
結論から言いますと、作中に登場したのはビッグツインのソフテイル系をカスタムしたバイクです。
(ちなみにキムタク個人の愛車はスポーツスターのXL1200だそうです)

【画像ギャラリー】ソフテイル・デュースの各部パーツ、カラーバリエーションを見る

キムタクがドラマの中で乗ったバイクといえば2000年の『ビューティフルライフ』に登場したヤマハTW200が有名ですね。劇中のTWはスカチューン(*)されていて、そのスタイルはストリート系ファッションの若者たちに刺さりました。カスタムショップが乱立するまでのブームになり、そうしたTWに乗る「ティーダバー」という言葉も生まれました。ホント、その当時の渋谷にはTWのストリート系バイクがあふれていたんです。

バイクだけでなく、キムタク主演のドラマでは『GOO LUCK!!』でトヨタ・ランドクルーザーBJ40、『プライド』でトヨタ・ハイラックス・ダブルキャブが登場し、それらも話題になりましたね。

*スカチューンとは、サイドカバーやバッテリーなどを取り外して、フレームがむき出しに見えるほどカスタムするスタイル。「スカスカに見える」ことが語源と言われる。

ベース車は2000年代初頭に販売されたソフテイル・デュース

さて、『グランメゾン東京』のバイクのベース車は、フロントが21インチスポークホイール、リヤが17インチディッシュホイール、エンジンがツインカム88B(バランサー付き1450cc、OHV2バルブ)のFXSTDソフテイル・デュース(SOFTAL DEUCE)でしょう。
デュースはハーレーダビッドソン・ソフテイル系のメーカーカスタムモデルで、2000年~2007年型までラインアップされていました。

スタイリングの特徴は、リヤショックユニットが一見無いように見える「ソフテイルフレーム」を使い、フロントに大径21インチホイールを装着したところです。
「ソフテイルフレーム」は1984年型FXSTソフテイルから採用され、トライアングル状のスイングアーム下側がエンジン下に配置された2本のリヤショックユニットを引く独特の構造。スングアームが上に可動すると、リヤショックを後ろに引く動きなります(リヤショック前側はフレームにマウントしています)。

見た目はサスペンション無しのヴィンテージリジッドフレームなので、カスタムに盛んに用いられました。ソフテイルフレームはシート高が低くできて、停車して足を出してときにヒザがちゃんと曲がって、カッコよく足長に見えることも美点です。これはチョッパー系カスタムでは重要なポイントなのと、身長170cm前後の日本人でも足着きが安心になるメリットもあります。

ちなみに「ソフテイルフレーム」は2018年型から新たな構造となり、スイングアーム上部が1本のショック(シート下)を押す仕組みになりました。
(バイク好きな人には、ヤマハの初期モノクロスサスに近い、といったらイメージがしやすいと思います)

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最終更新:1/23(木) 21:36
モーサイ

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