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山田裕貴×秋田汐梨、学園サイコ・ラブコメ実写化への思い「変態なことはしてるけど、すごく楽しいシーンに」<インタビュー>

1/23(木) 12:33配信

ザテレビジョン

1月23日(木)からスタートするドラマ特区「ホームルーム」(毎週木曜夜0:59-1:29ほか、MBSほか)。

【写真を見る】全裸姿で、狂愛する生徒・桜井幸子(秋田汐梨 )の髪をとかす愛田凛太郎(山田裕貴)

同ドラマは、ウェブコミック配信サイト・コミックDAYSで連載中の人気コミックを実写ドラマ化した学園サイコ・ラブコメディー。生徒の桜井幸子への歪んだ愛ゆえに、予測不能な奇行が次々と飛び出す爽やかイケメン教師・愛田凛太郎の狂気を描く。

本作の主演は山田裕貴が務める。山田が演じるのは、生徒たちから「ラブリン」の愛称で親しまれる主人公・愛田先生。

女子生徒から大人気だが、裏では生徒の幸子を狂愛するあまり、数々の奇行を繰り返すド変態ストーカー教師という役どころだ。

また、愛田先生から歪んだ愛情を注がれながらも、山田演じる先生を、イジメから助けてくれるヒーローだと思い、恋心を抱くヒロイン・幸子を、秋田汐梨が演じる。

このたび山田と秋田にインタビューを行い、撮影現場でのエピソード、自身の変態性、作品の見どころなどについて話を聞いた。

■ 本当にこれ地上波でできるのかなって(笑)

――オファーを受けた時の印象を教えてください。

山田:今活躍されているイケメン俳優と呼ばれている方たちは、この役を絶対やらないだろうな…というところで、制限をかけずにどんな所でも飛び込んでいこうというのが自分の強みだと思っていたので、この面白い役をやりたいと思いました。ただ一つ、汐梨ちゃんにいろいろなことをしてしまうので、嫌われないかが心配でした(笑)。

秋田:お話を頂いてから、原作を読んだらすごいシーンがたくさんあって。本当にこれ地上波でできるのかなって(笑)。読めば読むほど続きが気になる作品でしたし、幸子も純粋でかわいい女の子だなと思ったので、演じてみたいなと思いました。

ーーご自身の役柄について、どのように捉えてますか?

山田:演じていくうちに思っていったんですが、愛田先生は生まれた瞬間から“化け物”だったわけではなく、多分お母さんに虐待されて育ったんじゃないかな。愛情をもらえなかった環境で育って、「愛」というものを分からずに、表現の仕方が変わっていってしまったんじゃないかと。“悲しい奴”に見えたら良いなというのは思っています。

秋田:幸子は、いろいろな障害がありながらもいちずに愛田先生のことを思い続けられることはすごいなと思いましたし、ぶれない芯がある子なのかなと思います。

純粋で、言われたことを素直に受け取ってしまう子だと思うので、演じる上ではあまり深く考えずに、初めて台本を読んだ時の気持ちを大切にお芝居するようにしていました。

私も普段からあまり物事を深く考えるタイプではないので、それが幸子を演じる上で、合っていたのではないかなと思います。

■ 自分の人生より、役の人生の方が心が動いてる

山田:(愛田先生を演じる上で)終盤の方は本当に苦しくなってきて…最終話のシーンは特につらくなりましたね。このお仕事って面白いなって思うのが、自分の人生より、役の人生の方が心が動いてるんですよね。

だから僕はこの仕事が好きなんだなと思いました。汐梨ちゃんも理想の幸子を演じてくれたからお芝居していて楽しかったし、最後のシーンは2人で演じながら「素敵!」って思いました。

秋田:私は人見知りで現場になじむのに時間がかかる方なんですけど、山田さんが初日からたくさん話し掛けてくださったおかげで、すぐに撮影現場にもなじめて毎日が楽しかったですし、撮影の合間にも幸子として接してくださったので、先生に対してすんなり幸子と同じ気持ちになれたなと思います。

■ 初めて脱毛に行きました!

ーー演じる上で意識したことや準備されたことはありますか?

山田:愛田先生の担当教科が、原作は英語の教師なんですが、ドラマは美術の先生なんですよ。美術を好む人って、美的センスがあって独自の世界観やテーマを持っていると思ったので、そういう雰囲気をどうやっていけばいいかなと思いながら演じていました。

あと、初めて脱毛に行きました!全身ツルツルだと気持ち悪いかなと思って、漫画は脛(すね)だけちょっと生えてたので、膝上まで全部やりました。めっちゃ良いです!通いたいです(笑)。

秋田:外見的なところでは、前髪を伸ばしました。あとは目の前に居る愛田先生のことだけを見るために、台本を読む時に裸のシーンはさぁ~っと読み流してたりとかしてました。

なので完成した映像を見て、「こんなことされてたんだな」って笑っちゃいました(笑)。

本当に山田さんのアドリブがすごくて、テストの時に笑っちゃうくらい…(笑)。変態なことはしてるけど、すごく楽しいシーンになっていると思います!

――秋田さんは、同作で初めてヒロインを演じられましたが、いかがでしたか?

秋田:今までは役に入れているのか自分で実感がなかったんです。でも、今回初めて幸子になれてる!と感じた瞬間あって。“役に入る”ってことが分かった気がしました。

今までは不安ばかりだったけど、自分で「今のシーンは大丈夫だったな」って思えた場面があったので、少しは成長できたのかなって。本当に良い経験になったなと思っています。

本作の演出は、第57回ギャラクシー賞上期入賞作品にドラマで唯一選出されたドラマ「スカム」(2019年、TBSほか)、間宮祥太朗を迎えて映画化した衝撃作「全員死刑」(2017年)や、吉沢亮主演のドラマ「GIVER 復讐の贈与者」(2018年、テレビ東京系)などの話題作を次々と生み出している新進気鋭の小林勇貴監督が務める。

ーー小林監督とご一緒していかがでしたか?

山田:僕と監督のイメージのシンクロがすごく多くて感覚が似ていたので、言わなくても何かが生まれていて(笑)。

あと、ワンカットを長回しして、集中が切れないようにテストが終わったらすぐに本番やっちゃおうって、どんどん進めてくれるのでやりやすかったですね。

みんなも「楽しい!」って言ってました。現場の緊張感もあり、お芝居してるっていう感じがあって、すごく良い監督だなと思いました。

秋田:細かく演技指導してくださるというよりも、気持ちを大切にさせてくださる方です。感情を見せるシーンでも、監督が現場の雰囲気を作ってくださるので、空気が変わったことで気持ちも変わってすごく良い撮影ができたと思います。

普段はすごい優しくて、柔らかくてちょっとフラってしてる感じで。多分頭の中でシミュレーションしていると思うんですけど、撮影現場を歩きながら笑ったりしていて、変わった方だなと思いながらも、監督とご一緒できて楽しかったです。

ーー監督からかけられた言葉で印象的だった言葉はありますか?

山田:僕、10年前にお芝居の学校に通っていたんです。そこで言われた「てめぇの魂が動かねえで人の魂動かせるか」って言葉が今でも心に残っているんですが、今回、小林監督が「お芝居は魂の躍動だから」って言ってて。

「せりふをこうやって言おう」とか、考えなくて良いよねっていうのをお互いに喋って、全く同じ考えやスタンスを持ってる方だなと。それがすごく良かったなと思いました。

――小林監督がラブストーリーを撮るのは今回が初ですよね

山田:すごい人間ドラマ撮ってるなと思ったんですよね。良い意味で、日に日に原作とは離れて行っているというか、別の「ホームルーム」になっているというか。

思い返しても、自分の中でちゃんと響いていて、これは見てもらったら届くんだろうなって思います。監督は気合の人でもあり、作品愛の深い人でもあると思うんです。

ーー生徒たちから人気の愛田先生。生徒役のキャストの方々とのエピソードはありますか?

山田:僕は先生役が初めてなので、今回の生徒が僕にとって初めての生徒なんです。生徒役の方たちはエキストラの役割もやってくれていているので、朝から晩までやってくれてました。

そんな中で、一言も発しない子も居たりするんです。僕もともとエキストラをやっていたので、その子たちの気持ちも分かるというか…。

授業のシーンでは、絶対に桜井(秋田)に当てるんですが、桜井に当てる前に他の生徒に振ったりとかして。「この先生愛されてるんだな」っていう雰囲気を作るために、「授業中話しても良いし、思ったら言っちゃって良いから」っていうのをみんなに話して、みんなで一丸となって作れたなと思います。

最終回の教室のシーンは最高でした。監督もあのシーンは「過去イチ」だって言っていたみたいです!

■ 変態性を感じる部分

――愛田先生は“ド変態ストーカー教師”という設定ですが、ご自身の中で、変態性を感じる部分はありますか…?

山田:話せないことばっかりだな~(笑)。家に、ばらばらにモノを置いてあるんですよ。でも、絶対に決まった位置があって。家の中はすっきりさせてはいるんですけど、台本だったり資料だったりが、一瞬でどこにあるか分かるんです。

――例えばそれが別の場所に動いていたりすると…?

山田:もうやだ!本当に!あと、別の話にはなりますけど、“入り込む”ってことには強いので、そういう変態性はあるかもしれません。

作品とか漫画とか…ゲームなんかは作品に入り込んで影響され過ぎた結果、主人公がせりふを言う前に、僕が先に言ったんです。

僕が「やっぱおまえらのこと好きだわ」って言ったら、主人公が「やっぱおまえらのこと好きだわ」って言ったんですよ(笑)。ゲームとかやりだすとご飯とか食べなくなります。永遠にずっとできちゃいますね。

――秋田さんはいかがですか?

秋田:今の山田さんのエピソードを超えられない…(笑)。

山田:裸でベッドの下に潜り込んだ僕を見て「かわいい」って言って写真撮ってたじゃん(笑)。「この子も多分変態なんだ」って思いましたもん。

秋田:でも、この作品で結構開花しちゃった感はあるかもしれないです。(愛田先生に)助けてもらいたいっていうシーンがあるんですけど、「その先に愛田先生が待ってるから…!」っていう気持ちにはなりました。

山田:ははっ!(うれしそうに笑いながら)なんか、ちょっと「好き」って言われたくらいじゃ(心が)動かなくなっちゃいそうだね(笑)

――最後に、本作の見どころを教えてください

山田:「そんな興奮の仕方ある?(笑)」っていうところとか、愛田先生のいろいろな変態性が見える中に、悲しい部分があって。

純粋に「愛」をうまく表現できない人の悲しみが、最後、桜井にぶつけられて…本当に良い恋愛ドラマだなって僕は思うんで、そんなところを楽しんで見てもらえたらなって思います。あと、女性の靴下を口で脱がしたの初めてです(笑)。

秋田:第一話はいろいろなことがあって、愛田先生の印象がコロコロ変わっていくので、30分があっという間だと思います。途中で見るのをやめる!なんてことはできないと思います!

あと、ふだんこういう作品を見る機会のない方にも見ていただきたいです。私も、こういうテイストの作品は見たことがなかったのですが、すっかり原作のファンで、私自身も放送がとても楽しみなので原作ファンの方にも絶対見ていただきたいです。

山田:第一話は、「何このドラマ!?」ってなると思います。話が進んでいくほど面白いので、最終回まで続けて見てほしいなって。

最終回まで見たら「愛」に対する考え方が変わってるんじゃないかな。ラスト、めちゃ怖い顔してるんですよ。すごかった…。

■ 「ホームルーム」第一話あらすじ

イケメン美術教師・愛田凛太郎(山田裕貴)は学園の人気者。最近、担当クラスの優等生・桜井幸子(秋田汐梨)が連続して悪質なイタズラ被害にあっており、心を痛めている。

今日も接着剤を使った犯行が発覚し、臨時ホームルームを開くが犯人は見つからない。落ち込む桜井を慰め、カモミールティーをプレゼントする愛田。笑顔を見せる桜井。

家庭の事情で一人暮らしをする桜井は、かつて自分の境遇を聞いて泣いてくれた愛田に、恋していた。だが、愛田には桜井の知らない秘密があった。その夜、熟睡する桜井のベッドの下から、謎の人影が現れる。その正体は――。(ザテレビジョン)

最終更新:1/23(木) 12:36
ザテレビジョン

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