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<インタビュー>和田雅成、「自分の中ではジャンプ前」。飛躍した2019年を振り返る

1/23(木) 16:03配信

ザテレビジョン

2.5次元舞台で活躍する10人の若手俳優が、本番一発勝負で挑んだドラマ「テレビ演劇 サクセス荘」(テレビ東京系、2019年放送)。リハーサル1回、本番一発撮りという異例のスケジュールで話題を呼んだ本作のBlu-ray BOX & DVD BOXが、2月7日(金)に発売、またCSホームドラマチャンネルにて、2月10日(月)深2:00よりCSホームドラマ初放送される。

「テレビ演劇 サクセス荘」の難しさと楽しさ、醍醐味を語った

同作は、都内の片隅に佇む一軒のアパート・サクセス荘が舞台。成功を夢見る個性豊かな若者たちが、必ず夢を叶えて巣立つという伝説のアパートで、様々な騒動を繰り広げていく姿を描いている。

その登場人物の一人、芸人への夢を志すゴーちゃん役を和田雅成が熱演。彼に撮影当時のエピソードや役柄との共通点、2019年を振り返っての感想などを語ってもらった。

――「テレビ演劇 サクセス荘」のお話を頂いた当時を振り返っての感想をお願いします。

撮影までに余裕を持っておかないと対応ができない現場だったので、作品のことばかり考えていました。1回リハーサルをしただけで本番なんですけど、緊張感をできるだけ感じたくないのでせりふを自分の中になじませたり、かなり気を張っていましたね。結局なるようになると途中からは思えるようになったんですけど、それまでは大変でしたね。だから、毎回撮影が終わった後はすごくほっとしていました。

――演じられた役柄と自分との共通点はありますか。

役はほとんど僕だったと思います。脚本家の方が僕のことをもともと知って下さっている方で、お仕事を何回もしたことがあったので、僕との共通点というより僕を見て書いてくれています。だから、僕ベースが強かったですね。でも、演じやすかったかというと難しかったです。やはり僕のままでは駄目なので、ゴーちゃんとして成立しないといけない。そこの難しさはありましたね。逆にキャラクターがある方が演じやすいと思います。

――撮影の中で、特に大変だったことは何ですか?

一発しかない緊張感はもちろんなんですけど、実は舞台で忙しい人が多かったので、1日3本撮りをしていた日が2回あったんですよ。それが大変で、60ページくらいの台本を覚えてきて、一発本番を3回繰り返す。かみたくもないし、せりふを飛ばしたくもないけど、オンエアの時間が決まっているので尺は合わせないといけない。リハーサルで5分短い回があったんですけど、本番では5分増やすためにアドリブをやっているんです。いきなり手押し相撲始めたり、ゲームしたり。

もちろん、ある程度はリハーサルが終わった後に何をするか方向性は決めています。ただ、サクセス荘の企画を担当した方がその場で生まれることを面白いと思ってくれる方だったので、打ち合わせはあまりやらなかったんですよ。その分、僕たちのことを信じてくれていたので、それはすごくありがたかったですけど。でも、内心はひやひやでした(笑)。

――全話を通して特に思い入れのあった回は何話ですか?

最終回です。自分がメインの回でもあったし、みんなの思いが全部乗っていたり、ナレーションの山寺宏一さんが出演して頂いた回でもあるので。それに、それぞれのパートは個々に任せればうまくいくことが分かっていたので、緊張も全くしなかったんですよ。終わった時は、まるで千秋楽みたいな気分で「うわ~サクセス荘終わった~」って解放感がありましたね(笑)。

――もし、続編があったらまたやりたいと思いますか?

思いません(笑)。でも、面白かったので、嫌ではないです。もしあるなら、それぞれの役のフィーチャーのされ方がどうしても12回だと弱かったと思うので、プロボーラー志望の人だったら本当にボウリング場を借りたり、ゴーちゃんだったらライブ会場でネタ見せをやったり、そういう回があってもいいのかな。今回はサクセス荘内のお話だったので、もっとサクセスをしている途中を見せたいですね。

――「2019年下半期・急上昇テレビ番組出演ランキング<フレッシュ平成世代>」(出展元:エム・データ)で16位にランクインされましたね。

下半期にたまたま多く出させて頂いただけなので、僕なんかまだまだです。でも、ありがたいですよね。今は舞台を中心に出演していますが、もともとは映画やドラマを志していたので、もっと出演していきたいです。ただ、「2019年TV番組出演ランキング」というものもあって、こちらは今売れている方々がランクインしているので、いつかはこのランキングにも乗れるように頑張りたいです。

――最後に和田さんにとって2019年はどのような年でしたか。

周りに「充実しているね」と言われることが多かったんですけど、あまりそういうふうには思っていなくて、自分の中ではジャンプする前のしゃがんでいる状態という感覚です。思い描いているものはもっと先にあるので、充実しているかというとまだしっくりこないですね。だからといって、2020年に飛躍できるかは分からないですし、いきなり飛び過ぎるとその状態をキープできなくなってしまうと思うので、しっかり土台を作って今後ジャンプしていけたらいいなと思います。

(ザテレビジョン)

最終更新:1/23(木) 16:03
ザテレビジョン

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