ここから本文です

ただ今、Yahoo!ニュース 個人が表示されにくい不具合が発生しております。復旧まで今しばらくお待ちください。

源泉徴収票の正しい読み方、実際の「手取り年収」を知るためには?

1/23(木) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

● 大事な書類なのに読み方を知らない人が大多数!

 毎年12月か1月の給与明細と一緒に渡される「源泉徴収票」、みなさんは目を通しているだろうか。FPの視点で見ると、源泉徴収票は「情報の宝庫」であり、「使える」書類だ。しかし、ほとんどの会社員は、大切な書類だからとすぐにしまい込んでしまい、「読み方」を知っている人は驚くほど少ない。

【源泉徴収票の見方&手取り年収の計算方法はこちら】

 私のもとへマネー相談に来る方には、「収入がわかる書類」として、会社員なら源泉徴収票と給与明細の1カ月分を持ってきてもらう。この2つがあれば、アドバイスするうえで必要な、額面年収、手取り年収、家族構成、勤務先などの情報が客観的にかつ正確にわかるからだ。

 源泉徴収票を見せてもらう際、「この書類のそれぞれの数字、何かわかりますか?」と尋ねると、90%以上の人が「よくわからない。年収を証明するもの?」というのが実態だ。社会人なら必ず知っておきたいお金の知識のひとつが「源泉徴収票の読み方」なので、今回は読み方と活用術を紹介する。

 そもそも「源泉徴収票」とは、勤務先が税務署にあなたの給料から天引き(源泉徴収)した1年分(1~12月)の所得税の額を知らせるための書類。2通発行し、1通は税務署へ、1通は本人に渡される。税務署への提出が目的に作られているフォームのため、専門用語が多いうえ、言葉が省略されているので、わかりにくい。

 書類名を変えるだけで、ぐっとわかりやすくなると思う。たとえば、こんな風に。

 現状 「令和元年分 給与所得の源泉徴収票」

深田案 「令和元年(1~12月)分 給与所得の所得税の源泉徴収票」

 これなら、昨年1~12月までの給与に対する所得税が書いてある書類なのだとイメージしやすい。

● 見るべきポイントは3つだけ

 マイナンバー導入により数年前から紙のサイズが大きくなり情報量が増えたが、チェックすべき項目は次の3つ。

 (1)「支払金額」…額面年収のこと
(2)「源泉徴収税額」…天引きされた所得税。年末調整により確定した所得税
(3)「社会保険料等の金額」…厚生年金や健康保険等の保険料の本人負担分

 「支払金額」とは、交通費を除く各種手当込み、税金や社会保険料を差し引く前の「込々」の額面年収のこと。クレジットカードを作る際や、住宅ローンの申し込みの際に「年収」を書く欄があったら、この金額を書く。

 額面年収が前年に比べて増えているか、減っているかを毎年チェックし、増減要因も合わせて振り返ることを習慣にしよう。

 残業代がつく非管理職の人なら、残業代の多寡により年収は変動するため、残業が少なかった年に合わせた家計プランを立てることが肝心。また、ボーナスは業績に連動して金額が決まる企業もあるので、「昨年の年収が多いのは例年より業績が良かったから」と、自己分析することもできるだろう。

1/3ページ

最終更新:1/23(木) 15:20
ダイヤモンド・オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事