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「自分の壁を壊したい」 日本代表MF橋本拳人、夢実現に向けた2020年の“新チャレンジ”

1/23(木) 18:00配信

Football ZONE web

2019年飛躍のきっかけとなったA代表デビュー戦「自分の特長をしっかり出せた」

 森保一監督率いる日本代表において、主力の大半は海外組が占める。そのなかで、国内組としてポジション争いに食い込んでいるのがFC東京のMF橋本拳人だ。A代表デビューを果たした2019年を経て、2020年は「いろんな意味で自分の壁を壊したい」と目標を掲げる。

 2016年からFC東京の主力としてプレーしてきた橋本。強靭なフィジカルを生かしたボール奪取とダイナミックな攻撃参加を武器に、2019年シーズンも最終節まで優勝争いを繰り広げたチームを牽引した。進境著しいボランチは、2019年を「サッカー人生の中で一番変化の多い1年でした」と振り返る。代表的な出来事の一つが、A代表デビューだった。

 2019年3月、MF守田英正(川崎フロンターレ)の負傷離脱に伴う追加招集でA代表に初選出。同26日の国際親善試合ボリビア戦(1-0)でボランチのスタメンとして起用され、代表デビューを飾った。その後カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦となる敵地ミャンマー戦でも先発出場すると、MF柴崎岳(デポルティボ)の相棒の座をMF遠藤航(シュツットガルト)と激しく争うなど、ここまで代表6キャップを刻んでいる。

 橋本に「印象に残っている試合」を問うと、デビュー戦となったボリビア戦を挙げる。

「追加招集だったので何かしらインパクトを残さないと、と思っていました。自分がどこまでやれるか不安があるなか、ボール奪取や球際のところで自分の特徴をしっかり出せた。いいアピールができて、それをきっかけに次も(代表に)呼んでもらうことができたので、ボリビア戦はすごく印象に残っています」

橋本を貪欲なまでに突き動かすリオ五輪メンバー落選の悔しさ

 森保監督は球際のアグレッシブさと、粘り強くタフに戦い続けることを選手たちに求める。それは橋本にとって十八番とも言える分野だが、指揮官からも「FC東京で見せているプレーを出してくれればいい」と言葉をかけられているという。もっとも、橋本に一切の慢心はない。「ボランチにはたくさんいい選手がいる」と前置きしたうえで、先に見据える“上のステージ”についてこう語る。

「Jリーグで優勝争いをしていたなかで呼んでもらえて、評価されている部分はあると思います。ただ、今のままでは代表定着やスタメンは正直まだまだ難しい。すべての面で成長して、パフォーマンスのレベルを上げていかないと。海外でプレーする選手たちと話をしたり、実際に彼らのプレーを見ることで刺激を受けて、より高みに行きたいという気持ちも高まりました」

 橋本は“理想のボランチ像”のキーワードに、「ボックス・トゥ・ボックス」を挙げる。

「しっかり守れて、攻撃にも絡める、攻守両面で存在感を出せるのが理想です。もちろん、すべての局面で飛び出したり、走り回るのは難しいと思うので、機を見た攻撃参加、ボールを奪ってそのまま(前に)出ていくアグレッシブさの質をもっと上げて、海外で通用するプレーヤーになりたいです」

 橋本にとってW杯は子供の頃から憧れ、目指してきた夢の舞台だ。2016年、リオデジャネイロ五輪では、U-23日本代表の候補合宿こそ経験したものの、本大会のメンバー入りは果たせなかった。「今でも忘れていない」という当時の悔しさが、橋本をさらなる成長へと突き動かす原動力となっている。

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最終更新:1/23(木) 18:00
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