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「副業先は友人経由で」が注目される背景

1/23(木) 7:50配信

東洋経済オンライン

 スキルアップや転職先探し、収入アップなど、さまざまな思惑から、副業に対する関心が高まっている。それにともない、副業をサポートするサービスも増えてきた。地方企業での副業が見つかる「ふるさと兼業」や「JOINS」、IT関連の副業が探せる「シューマツワーカー」はその一例だ。

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 そんな中、2018年4月にスタートした、「YOUTRUST」のサービスが、ユニークな内容として注目されている。企業側が副業したい人に、オファーを送るという点では、他社が展開しているダイレクトリクルーティングとかわらない。異なるのは、オファーを送ることができるのは、「友人」や「友人の友人」といった「リファラル」(縁故者)のみからしかできないという点だ。

 仕組みはこうだ。登録アカウントは、仕事を探している人を対象とした無料の「個人アカウント」と、企業の採用担当者を対象とした有料の「採用アカウント」の2種類がある。いずれも、登録にはフェイスブックのアカウントを持っていることを必須にしている。

■意欲に応じてオファーが受けられる

 アカウント登録すると、フェイスブック上の友達で、かつYOUTRUSTに登録している人のリストが表示される。気になる人がいる場合、改めてYOUTRUST上で友達申請をする。

 申請が許可されると、お互いにプロフィールを閲覧できる。採用アカウントの場合は、その友人の友人のプロフィールまで見ることが可能だ。

 プロフィールには、「今すぐ手伝える」「転職含め検討中」「相談から」「今は難しい」というように、転職・副業に対する意欲を表示する欄がある。採用担当者は、この意欲や経歴を見て、意中の人に副業のオファーをする。

 どのような副業をするかは、双方で話し合って決める。副業をした後に、双方が合意すれば、正社員として採用してもOKだ。

 「前職の同僚だった人や、実力があると聞いていた友人の友人を、『転職考えているの?  じゃ、うちに来てよ』と誘える。意中の人の意欲が変わったら通知がくる機能もある」と、サービスの考案者で、YOUTRUSTの岩崎由夏社長は話す。

 YOUTRUSTを使うメリットとは何か。一言で言えば「ミスマッチが減る」ことだ。

 まず、個人から見たメリットは、「自分に合ったホワイトな副業先を見つけやすい」ことである。オファーを出す採用担当者は、自分と、直接の友人か、共通の友人がいる間柄なので、その人間関係を壊すような、それこそブラックな業務のオファーは出しにくい。また、友人のツテをたどれば、会社や担当者の実情が聞けるので、ウソもつきにくい。友人のいる会社に入れれば、職場に馴染みやすい面もある。

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最終更新:1/23(木) 7:50
東洋経済オンライン

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