ここから本文です

ただ今、Yahoo!ニュース 個人が表示されにくい不具合が発生しております。復旧まで今しばらくお待ちください。

海外市場で拡大目指す、「日本の時代劇」の挑戦

1/23(木) 6:20配信

東洋経済オンライン

 時代劇が地上波テレビから消えつつあると言われて久しい。主にシニア層から支持されながら生き残り、存続を求める声も根強い。だが、復活のカギは見つからないままだ。

この記事の写真を見る

 一方、海外市場に目を向けると、時代劇は花盛りである。既成概念を超えた進化系の時代劇が各国で作られ、ヒットを飛ばしている。はたしてそこに日本の時代劇復活の答えはあるのか。

■世界では「時代劇」が人気

 「鬼平犯科帳」「暴れん坊将軍」「必殺」といった時代劇シリーズが、かつて民放でもレギュラー枠で放送されていたが、1990年代以降、衰退の一途をたどっている。放送枠は限られ、地上波、BS・CSも含めて制作される時代劇の新作本数は年間で数本程度になっている。

 懐かしのシリーズをうたって、過去のリピート放送でつないでいる状態である。現代ドラマは「医療」「刑事」「職業もの」「恋愛」「サスペンス」など人気ジャンルに集中しがちだが、民放各局がそろって毎クール欠かさず大量の新作を投じている状況とは対照的である。

 かたや海外市場に目を向けると、ドラマのトレンドに実は「時代劇」が数多く並んでいる。

 時代劇ドラマは総じて「コスチュームドラマ」と呼ばれ、定義づけにこだわらないものが増えている。時代考証はもとより時代設定すら曖昧なものでも古代、中世の衣装をまとった登場人物で構成されている作品は「コスチュームドラマ」にジャンル入りする。

 例えば、世界的に大ヒットしたアメリカの『ゲーム・オブ・スローンズ』も厳密にいえばカテゴリーは「ファンタジー」だが、コスチュームドラマとしても扱われている。

 各国を代表するヒット作に時代劇ドラマが並んでいることも注目されている理由の1つにある。日本でも人気を得たインドの『バーフバリ』シリーズもその1つだ。世界のドラマ市場を席巻しているトルコも時代劇ドラマの代表作に『オスマン帝国外伝』がある。

 イギリスBBCも新作に時代劇シリーズを積極的に投入し、『女王ヴィクトリア 愛に生きる』などが世界ヒットを飛ばしている。若年層を取り込むNetflixにも歴史・時代劇のカテゴリーに並ぶ作品が豊富にそろっている。

1/3ページ

最終更新:1/23(木) 6:20
東洋経済オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事