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今季CLはビッグクラブが盤石。 パリ、バルサ、ユーベが好調な要因は?

1/23(木) 6:00配信

webスポルティーバ

蹴球最前線──ワールドフットボール観戦術── vol.77

 サッカーの試合実況で日本随一のキャリアを持つ倉敷保雄、サッカージャーナリスト、サッカー中継の解説者として長年フットボールシーンを取材し続ける中山淳、スペインでの取材経験を活かし、現地情報、試合分析に定評のある小澤一郎――。この企画では、経験豊富な達人3人が語り合います。今回も2月から再開するチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント。ラウンド16の注目カードを語ります。

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――前回に続いて、お三方には2月18日から再開するチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16の注目カードを展望していただきたいと思います。今回は、ドルトムント(ドイツ)対パリ・サンジェルマン(フランス)、ナポリ(イタリア)対バルセロナ(スペイン)、そしてリヨン(フランス)対ユベントス(イタリア)の3カードをお願いします。

<明らかに優勢のパリ・サンジェルマン。3度目の失敗はなし>

倉敷 では今回はドルトムント対パリ・サンジェルマンからいきましょう。この両チームは2010-11シーズンにヨーロッパリーグ(EL)で1度対戦したことがありますが、CLでは初対戦になります。中山さん、パリは順当に勝ち上がれそうですね?

中山 そうですね、今季のドルトムントにそれほど強さは感じませんし、8割くらいの確率でパリが勝つと見ています。もっとも、過去の例にあるように、明らかに優勢と見られた試合を落としてしまうのがパリでもあるんですけど(笑)。

小澤 とはいえ、今季ここまでのドルトムントの不安定さを考えると、さすがにパリには太刀打ちできないでしょう。

中山 ですよね。チームのバイオリズムとしても、現在のパリは好循環の時期だと思います。とくにグループステージ最終節のガラタサライ(トルコ)戦がひとつの転機になりました。あの試合はパリにとって消化試合だったのですが、マウロ・イカルディ、ネイマール、キリアン・エムバペの3人がゴールを決めたうえ、試合終盤にはPKのチャンスで、ネイマールがキッカー役をエディンソン・カバーニに譲って、それをカバーニがきっちり決めたというシーンがありました。

 以前はカバーニとPKキッカーを争ったネイマールが、度重なるケガもあってイカルディにスタメンを奪われた格好のカバーニにそれを譲ったことによって、チームの雰囲気がガラっと変わって一体感が生まれた印象を受けました。そういう意味でも、シーズン後半戦のパリは本領を発揮しそうな予感がします。

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最終更新:1/23(木) 6:00
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