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春の選抜高校野球の出場校がいよいよ決定、過去には“謎選考”も多く…

1/23(木) 15:51配信

週刊SPA!

 1月24日、いよいよこの3月に開幕する、第92回春の選抜高校野球に出場する32校が決定する。当落線上にあるチームの選手や監督、関係者は今からドキドキしていることだろう。その一方で、選出確実とみられている高校も油断は禁物。過去には“絶対に選ばれる”と思われながら落選し、逆に“この戦績でなんで選ばれたの?”という、高校野球ファンにとっては頭の中が???だらけになる“謎選考”も少なくないからだ。

 そこで今回は過去の謎選考を、大の高校野球ファンである筆者の主観による衝撃度でランキングを作成。ベスト10形式で発表していきたい。まずは第10位~第6位まで。

第10位 どっちの投手起用が正解? ブレすぎの選考理由でまさかの落選

2013年秋の東京都大会決勝戦 関東一7-6二松学舎大付(延長10回)準決勝 関東一4-0東海大高輪台 二松学舎大付9-3日大三

2014秋の東京都大会決勝戦 東海大菅生3-2二松学舎大付 準決勝 東海大菅生 4-1 法政大高 二松学舎大付6-5関東一

2015年秋の東京都大会 決勝戦 関東一4-3二松学舎大付 準決勝 二松学舎大付10-1東海大高輪台 関東一8-1帝京

 上記の通り、3年連続決勝戦で勝負弱さを露呈したニ松学舎大付属が今回の主役。実は東京の場合、決勝戦で接戦を演じれば2枠が選考される傾向が高く、それが1点差なら過去の例でもほぼ確実になる。なので普通に考えれば同校は3年連続選ばれているハズなのだが、選考でも勝負弱さを発揮してしまうのがこの二松学舎……。

 ’14年の選抜出場校選出のときは都立小山台が関東・東京地区の21世紀枠代表に選ばれたため、落選(1点差どころか延長戦にまでもつれこんでるのに)。逆に’15年は2年生の左腕エース・大江竜聖(読売)が都大会6試合を投げ抜いたことが評価され、関東5枠目の東海大甲府(山梨)に競り勝ってなんとか当選したのだった。

 問題はその翌年である。詰めの甘さで終盤に逆転されての1点差準優勝に終わったものの、堂々の東京2枠目をゲット。最後は左腕の好投手・高橋昴(広島東洋)を擁し、関東地区5枠目に選ばれた花咲徳栄との戦力比較となったのだが、それなら二松学舎にも昨年からのエース・大江が健在。しかも大江は都大会で延長戦を含む5試合を一人で投げ抜いた実績もある。いける、これはいける。運命の選考結果は……。関東・東京5枠目……花咲徳栄。

 マジですか……。しかも二松学舎の落選理由が「エース・大江に頼りすぎている」……って、その前の年は「2年生の左腕エース・大江が都大会6試合を投げ抜いたことが評価」されたんじゃなかったのか? この手のひら返しには唖然。ちなみに頼りすぎていると評されたエース・大江の起用法だが、このときの都大会は2回戦が10月12日で決勝戦が11月9日と比較的試合間隔が空いている(タイトなのは準決勝→決勝の間くらい)。しかも連投になることもないなら、負けたら終わる以上、エースを使うのは当然だろう。

 さらに付け加えるとこのときは2回戦で早稲田実、3回戦で日大三と対戦するという“死のゾーン”だった。これで控え投手に投げさせる監督はいないだろう。エースに頼り過ぎているから落選……ブレすぎだ。ちなみにリベンジを誓った夏の予選でも準決勝で敗退してしまった(しかも6-7とまたも1点差。ホント勝負弱いな)。

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最終更新:1/24(金) 15:23
週刊SPA!

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