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コーヒー豆の「浅いり」と「深いり」の違いは何?

1/24(金) 21:00配信

ハルメクWEB

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

近所にある喫茶店のオリジナルブレンドは、ミルクとお砂糖をたっぷり入れると最高においしいんです。他の店ではブラックコーヒーが好きなのに、なぜかあの喫茶店のコーヒーにはミルクとお砂糖を入れたくなるのよね。マスターに尋ねると、「うちのオリジナルブレンドは、結構『深いり』だからね」とのこと。「浅いり」と「深いり」ってどう違うの? 早速、調べてみました。

コーヒー豆は、白っぽい薄緑色の生豆の状態で日本に輸入されます。この生豆を飲み物のコーヒーにするためには、豆にカロリー(熱と圧力)を加えて化学変化を起こし、苦みや酸味を引き出す焙煎(ばいせん)という作業が必要なんですって。

焙煎する時間とカロリーの加え方の違いで、「浅いり」や「深いり」と呼ばれる「焙煎深度」が決まります。コーヒーの風味は、この焙煎深度によって変化すると考えられています。一般的な焙煎深度は「浅いり」・「中いり」・「深いり」・「極深いり」の4種類に分類され、さらに詳しく分類すると、8段階のローストに分けられます。コーヒーって奥が深いのね!

「浅いり」は、生豆を焼く時間が短く、焙煎深度が浅いコーヒー。酸味が強くて苦みがやわらかで、味わいがあっさりしています。コーヒーの苦味を感じずに爽やかでフルーティーな味を楽しみたいのであれば、「浅いり」コーヒーがおすすめ。まだ生豆の緑色が残ったものをライトロースト、シナモンのようなキツネ色に染まったものをシナモンローストといいます(シナモンが入っているわけではありません)。

次に焙煎深度が深いのが「中いり」です。市販のレギュラーコーヒーやホットコーヒーとして提供されているものは「中いり」であることが多いです。豆本来の味わいを感じやすく、苦味や酸味、香りについても個々の豆の本質が分かりやすいのが「中いり」。アメリカンに向くとされているミディアムローストは、苦みがほとんどなく、酸味が強いのが特徴です。ブラックで飲まれることが多いハイローストは、酸味もありつつ苦みも感じられます。

「深いり」は、苦みが特徴で、朝や食後のシャキッとしたい時にぴったりです。ミルクやお砂糖をたっぷり入れて飲むのがおすすめ。スパイスの効いた食事や・スイーツとの相性もいいです。「深いり」にはシティローストとフルシティローストがあり、シティローストは酸味と苦みのバランスがよく、日本と北欧で好まれているそうです。フルシティローストは、酸味より苦みや香ばしさが感じられます。どちらもエスプレッソに使用されることが多いそうです。

アイスコーヒーに向くとされているのが「極深いり」。酸味をほぼ感じさせない代わりに、苦みや香ばしさが際立ってきます。カフェオレやウインナーコーヒーといったアレンジコーヒーに向くとされているのがフレンチロースト、濃厚な苦みを味わうのがイタリアンローストです。

焙煎方法には、焙煎機を使う直火型焙煎、熱風式焙煎、半熱風式焙煎、炭焼き焙煎がありますが、焙煎機を持っていなくても、片手で持てる手網(てあみ)焙煎器や、茶葉などをいる焙烙(ほうろく)を使えば、家庭のコンロで焙煎できるそうです。

焙煎をした豆は4~5日置いてから飲むのが一般的です。豆から粉にした場合は2~3日で味が落ち着きます。一般的に焙煎したコーヒー豆を保存する場合には、温度・湿度・日光の少ない場所に保存しましょう。できるだけコーヒーが空気に触れないように真空状態にして、冷凍庫や野菜室すると、風味が落ちにくいそうです。

最終更新:2/1(土) 16:00
ハルメクWEB

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