ここから本文です

心のモヤモヤ、悩みのループとお別れ 僧侶がアドバイス「シンプル思考」のススメ

1/24(金) 7:33配信

NIKKEI STYLE

悩みのループから抜け出せず、心が常にモヤモヤ気味。そんな人は、「ブッダの合理的な思考」を取り入れてみてはいかが? 僧侶の草薙龍瞬さんが、シンプル思考のメソッドをレクチャーします。

【写真】妄想から抜け出すためのレッスン法はこちら

■正しい心の反応で悩みが大幅に減る

仕事の悩みや対人ストレス、将来への不安や迷い…さまざまな雑念が頭の中を行ったり来たり。読者アンケートでは、とりわけ人間関係に疲弊する女性たちの姿が浮き彫りに。シンプルとは正反対の「モヤモヤ思考」を手放すには?

「悩みの原因は、心が『ムダな反応』をしてしまうこと」と説くのは、僧侶の草薙龍瞬さん。目の前の出来事に対し、心が動く=反応するのは自然なこと。しかし、「人はみな“心の癖”があります。他人の評価を気にするとか落ち込みやすいとか。その癖をもって反応することで、怒りや不安、自責などのムダな反応が生まれます」という。

「ムダな反応を生むもう一つの原因が『妄想』です。考えすぎること。妄想するから、ストレスも過去も不安もプレッシャーも、どこまでもついてくる。妄想をやめれば『今』だけになり、驚くほど身軽になります」。

妄想モードにピリオドを打つには、2段階のステップが有効。「まずは、(1)『今、自分はムダな反応をしている』と気づくこと。(2)その上で『正しい目的は何?』と考えて、目的をかなえるための考え方に切り替えます。本来のブッダの思考法は、シンプルで合理的なんです」。

■悩みをつくり出す正体は『心の反応』にあった

人と会うとき、仕事をしているとき…心は常に「反応」している。

例えば「朝の通勤ラッシュ」。今日も混んでいてゲンナリ。これは「心を憂鬱にさせる反応」。
例えば「心ない相手の態度にイラッ!」。これは「怒りを生む反応」。
例えば「午後のプレゼンの場面を想像して、失敗するかも…」と考える。これは「不安や緊張を生み出す反応」。

このように「心が反応」した結果、イライラ、落ち込み、不安、プレッシャー、苦い後悔など悩みが生まれる。

ムダな反応をつくり出す正体は…
●心の癖(日ごろの反応パターン)
●反応過多な生活(ネット、SNS)
●妄想*への執着
●歩きスマホや食べながらスマホなどの習慣
●承認欲
*妄想……想像する、言葉で考える、思い出すなど、何かを思い浮かべている状態。1日のほぼ90%は妄想していると考えてよい。

上の5つがムダな反応を生みやすい主な要因。特にとらわれやすいのが「妄想」。「心の慌ただしさは『あれもこれも』と追いかける妄想がつくり出していると考えて」。

1/2ページ

最終更新:1/24(金) 7:33
NIKKEI STYLE

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事