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毛根だけケアしてもダメ。薄毛解消のための「4つのターゲット」とは?

1/24(金) 12:09配信

OurAge

ハリ・コシがない、分け目が広がってきた、地肌が透ける…。女性も、40~50代になると徐々に増えてくる薄毛の悩み。解消するには多面的なアプローチが重要だという。生活習慣から頭皮ケアまで、総合力で立ち向かう必要があるというのだ。

「“薄毛”は毛根だけケアしてもダメ。土台となる体の健康が必須です」と話す、総合育毛治療を得意とする形成外科医の田路めぐみさん。薄毛の悩みでクリニックに行くと、育毛剤や育毛注射、内服薬などの治療が行われるのが一般的。しかし田路先生の診察は、まず毎日の生活習慣のチェックから育毛治療が始まる。

「毛根だけを治療し、一度は改善しても、やめれば元に戻ってしまいます。それは髪を作っている“体”の土台作りをおろそかにしているからです」

健やかな髪を作るのに必要なのは、毛を生やす働きをする毛母細胞と、黒髪を作る色素細胞のメラノサイト。その細胞を元気に養うのは頭皮だ。

「では頭皮の元気はどこからくるかといえば、やはり体からです。体に十分な栄養が入ってこなければ、頭皮には酸素もホルモンの指令も届きません。栄養や酸素の届いていないところに、どんなに育毛剤を入れても、根本的な解決にはならないのです」と田路先生。

細胞やホルモンがしっかり働く体をつくるには、やはり毎日の生活習慣が肝心だ。田路先生は、「食事」「睡眠」「運動」「ストレス」の4つを薄毛対策のターゲットと位置づけている。女性の場合は「女性ホルモン」という要素も加わるが、
「いずれにしても、毎日の習慣を見直し、体の中から変えていくことで、髪は太く変化し、ハリ・コシ・ツヤを取り戻せます」と話す。

●体に栄養を送り込む「食事」
●成長ホルモンの分泌を促す「睡眠」と「運動」
●心身全般に影響を及ぼし、ダメージを与え、薄毛の原因にもなる「ストレス」
●心と体の働きに深く関係する「女性ホルモン」

これらの4つは密接にかかわり合っているため、生活の中で総合的にケアすることが薄毛改善への近道になるということだ。

「薄毛は遺伝や年齢のせいと思われがちですが、私は薄毛の原因は遺伝は1/4程度で、残りの3/4は環境因子によるものと考えています。遺伝子は変えられませんが、今の生活習慣を変えることで、遺伝子の働き方は変えることができるんですよ」

イラスト/かくたりかこ  取材・原文/伊熊奈美

最終更新:1/24(金) 12:09
OurAge

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