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新型ホンダ アコードまもなく日本上陸! 若返り戦略は成功するか?

1/24(金) 20:42配信

GQ JAPAN

10代目になるホンダの4ドア・セダン「アコード」が、まもなく販売開始される。販売に先立ち、実車を見る機会を得た今尾直樹の印象は?

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ユーザーの高齢化にストップ!

2019年秋の東京モーターショーに出品されたホンダの中型4ドア・セダン「アコード」の新型が、2020年2月に国内で販売開始される。それにさきがけ、メディア向け事前発表会が千葉県木更津市にあるコンベンション施設「かずさアカデミアホール」で開かれた。

アコード出てから十余年、どころか44年。いまじゃ北米の大ベスト・セラー。売れた台数が5万台、じゃなかった、累計2000万台というホンダの大看板である。初代の登場は1976年。

数えて10代目となる節目のアコードの開発責任者、宮原哲也氏には、大いなる危機感があった。生産拠点のある北米では7代目、8代目、9代目となるにつれ、そして中国、タイでも8代目から9代目へと、購買層がどんどん高齢化していることだ。少子高齢化先進国の日本はもちろんである。

ホンダの市場調査によると、30~40代は、「アコードは80点以上で、ネガが見つからない、フツーによいクルマ」と、認識している。宮原さんいわく、それはつまり、「特徴がなくて、エモーショナルな魅力が不足している」ということだ。新型アコードはかくして、個性的な魅力が欲しい。自分のクルマは際立ってスタイリッシュなものがいい! という若い人たちの欲望に応えるべく構想された。

「どのアコードよりもカッコイイと感じてもらうアコードをつくることがみずからのミッション」と、宮原さんは決意。“世界基準の走り”を得るべく開発していた新世代プラットフォームを採用し、全体のコンセプトを「ABSOLUTE CONFIDENCE(絶対的な自信)」としたという。

“絶対的な自信”なんて、奥ゆかしき日本人(筆者のことですけど)には大仰に感じるけれど、アコードの主戦場は北米である。アメリカ人向けのことばと考えると、腑に落ちる。ハリウッド映画としよう。主人公は長年にわたって全米ナンバーワンのベスト・セラー・カーの次期型の開発責任者に任命される。そのベスト・セラーの売れ行きに陰りが見えている。ううううう。しかも外国ブランドで、大統領は人種差別主義者である。ううううう。負けるな主人公! アブソリュート・コンフィデンスだ。

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最終更新:1/25(土) 14:30
GQ JAPAN

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