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本田圭佑、新クラブ運営の“構想”明かす オーナー権限での決定は「ほぼ一切しない」と明言

1/24(金) 18:09配信

Football ZONE web

「One Tokyo」立ち上げに伴うトライアウトを実施し、取材に応じる

 元日本代表MF本田圭佑は2020年の新たなチャレンジとして新クラブ「One Tokyo」の立ち上げを発表した。24日には最初の選手選考トライアウトが行なわれ、100人超の選手が参加した。本田は「僕が権力を発揮して何かを決めるということはほぼ一切しない」とのスタンスを示し、“リアルサカつく”で目指すクラブのビジョンを明かした。

 本田は今月14日、自身のツイッターで「2020年、本田圭佑、サッカークラブをみんなと一緒に創り上げるためゼロから立ち上げます」と投稿し、大学生の奥山大さんが運営を務める「One Tokyo」という新クラブの立ち上げを発表した。24日には東京都調布市のアミノバイタルフィールドでトライアウトが行なわれ、本田も姿を見せた。

 メディアの取材に応じた本田は「One Tokyo」立ち上げのきっかけについて「以前から東京でもクラブを作りたいという思いがあり、構想は3、4年くらい前からもっていた。あるクラブを買収しようと動いたこともありましたが、色々考えていくとゼロから作るのが一番いいんじゃないかという考えに至った」と語った。

 本田はこの「One Tokyo」についてクラブ公式サイトで人気のサッカークラブ経営シミュレーションゲームにちなんで「リアルサカつく」と表現している。肩書きの上でも自身がオーナーとなるが、「基本的に僕が権力を発揮して何かを決めるということはほぼ一切しない」と断言。ファンと一体となって作り上げる全く新しいクラブの構想を明かしている。「僕にはサポーターとして、ファンとして投票権があります。僕は一票を持っている。みなさんも一票を持っている。それで物事を決めていく形にしたい」と呼びかけた。

「ちゃんとチャレンジしていると評価していただきたい」

 トライアルには530名の応募があり、その中から選ばれた110人が参加。本田は選考の合格基準について「もちろんテクニックが必要ですし、仕事に就きながら練習してもらうことになると思うので、自分を律する精神的な強さも必要。もちろんサッカーで勝つためには経験も必要」と語った。「大学生で活躍した選手たちが今日は多く来てくれていますが、そこでの実績ももちろん見ます。現状と積み重ねてきたもの両方見ながら、こういった選手であれば僕らの力になってくれるだろうという人たちを中心に選んでいきたい」と選考にも目を光らせていた。

「僕は職業『チャレンジャー』と名乗らせてもらっている。なぜかサッカー選手の現役と言われているんですけど、僕はチャレンジしているうちの一つがサッカー選手だと思っている。そこはぜひ誤解をしないように対応していただけたらなと思っています。チャレンジをやめた時に引退するのかどうかを判断してもらえればなと。(One Tokyoは)ちゃんとチャレンジしていると評価していただきたいなと思います」

 プレーヤーとして今年の東京五輪にオーバーエイジでの出場を希望している本田。経営者や指導者など様々な顔を持つ男の新たなチャレンジにも注目が集まりそうだ。

石川 遼 / Ryo Ishikawa

最終更新:1/29(水) 14:18
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