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超ラクなのにダイエット成功!?地味にスゴい「スロージョギング」

1/25(土) 9:03配信

FRIDAY

あえてひと言で言うならば「小刻みに走るジョギング」である。そのスピードはなんと、歩いている人に抜かれるくらいのスピード! しか~し、この地味な運動法、その効果は絶大なのだ。地味すぎて話題にならない「スロージョギング」のスゴさ、とくとご覧あれ!

「スロージョギング」の詳しい実践方法はこちら

○スロージョギングで11kgの減量に成功!

「高血圧や肥満対策に悩んで、ウォーキングなどを長く続けてきたのにまったく効果がなかった人が、スロージョギングを始めたとたんに血圧が下がり痩せることができた、という報告をたくさん受けています」

こう語るのは、一般社団法人日本スロージョギング協会アドバイザーの讃井里佳子さんだ。

「何しろスロージョギングはちっともきつくないのに、有酸素運動なのでウォーキングと比べて約2倍のエネルギー消費ができて、減量に驚くほど効果があるのです」(讃井さん、以下同)

また、骨粗しょう症、高血圧、糖尿病、がん再発防止、さらには認知症予防や心臓病予防にも効果がある、まさに仰天効果の健康法なのだ。

「最近の研究では、スロージョギングを行うと脳から幸せを感じるホルモンが出てきて、実際に幸せな気分になってくると言う報告もされています。この成分はウォーキングでは現れないんですよ」

まずはこんな体験談をご紹介しよう。

(体験談)
抗がん剤の副作用によって体力がなくなり、気持ちも落ち込んでいた佐々木さんは、あるとき雑誌で「肥満の女性は乳がんの再発リスクがあり、その予防のためには運動が必要だ」という記事を読んでテニスを始めたのだが、試合中に大怪我をしてしまう。その後、インターネットで「スロージョギング」というキーワードに出会い、リハビリを兼ねてスロージョギングをはじめてみたのだった。

すると、まず58kgだった体重がほんの2ヵ月で50kgになった。さらに食事にも気を使うようになると体重は47kgに。何とトータル11kgの減量に成功したのだ。

〇スロージョギングはランニングの一種

まず理解しておきたいのは、ウォーキングとランニングの違いである。この違いは、速さで決まるわけではなく、下記のような違いにある。

・ウォーキング=前進する時、どちらかの脚が必ず地面についている
・ランニング=両足が同時に地面から離れている(ジャンプの連続)

両足が地面から離れる瞬間があると、体の中でも比較的大きな筋肉が使われることから、エネルギーの消費量が大きくなるのだ。

「しかも、運動時の脈拍が同じだと、ウォーキングよりスロージョギングの方が楽だと感じられるのです」と讃井さん。

〇スロージョギング実践のポイント

さて、それでは実際にスロージョギングをはじめてみよう。スロージョギングには5つの動きのポイントがある。

1.フォアフット(足の付け根の部分で)着地
2.歩幅は小さく、約20~40cm。1分間180歩、足踏みするテンポ
3.笑顔でおしゃべりできるペース
4.腕は自然に振る
5.アゴは自然に上げて、目線を遠くに背筋を伸ばす

〇最初は「1分間ジョグ&ウォーク」で

初めてで自信がないという方には、「1分間ジョグ&ウォーク」をお勧めしたい。これはとても簡単。1分間をスロージョギングで走った後、少しだけ早歩きのペースで30秒間歩く、というもの。これを10セット、15分間。まず1日目はこれだけでスタートして、だんだん20セット。40セットと伸ばしていけばいいだろう。慣れてくるとウォークがなくてもスロージョギングだけで走れるようになってくる。

〇疲れない、体力もどんどんアップする

「スロージョギングでは乳酸がたまらないことも実証されています」(讃井さん)

乳酸とは別名「疲労物質」と呼ばれるもの。激しい運動が続くと筋肉が極端に酸性の状態に傾き、もうそれ以上は動けないという状態になってしまうことだ。

運動において、乳酸のたまらないギリギリの速度を「乳酸閾値」と言う。この値は人によって異なり、トレーニングを重ねることによってその限界値を上げることができる。つまり、運動強度を高めても乳酸が溜まりにくい体になるのだ。スロージョギングはもともと乳酸が溜まりにくい運動強度のため、乳酸閾値を上げるのにうってつけと言えるだろう。この走法でトレーニングを続ければより疲れにくい体になり、フルマラソンの速度や距離に挑戦することも夢ではなくなるのだ。

血圧も心拍数もさほど上がることはなく、動脈硬化にも効果があり、認知症予防にもなる。ダイエットが目標だったのに、さらなる効果まで手に入れることができるのだ。今年こそ、スロージョギングでとびきり健康な体を手に入れようではないか。

最終更新:1/25(土) 9:03
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